手洗い3択クイズ〈除菌編〉
あなたは何問クリアできる?
コロナウイルスやインフルエンザの感染予防が叫ばれる今、重要なのは衛生管理の基本「手洗い」「アルコール消毒」です。2回目となる今回は「除菌編」。自分がどの程度正しい知識を身に付けているのか、クイズで確認してみましょう!
検証実験
手でミンチ肉を直接触って疑似的に汚した後、消毒用アルコール(濃度70%)を噴霧し、手の菌数と汚れの状態を調べました。
結果
手洗いをしない状態でアルコール噴霧の前後を比較すると、菌数は減りましたが、汚れには効果がないことがわかりました。
正しい手洗いを行っても、爪の中など汚れがなかなか落ちない部分があること、また、十分な量のアルコール噴霧をすることで表面の菌を殺菌できることがわかりました。しかし、汚れはアルコールでは取り除くことができません。汚れの中に菌が残っていれば、表面だけを消毒するだけでは清潔になったとは言えません。せっけんでしっかりと洗って乾燥させてからアルコールを併用するのがおすすめです。
これも知っておきたい!「次亜塩素酸ナトリウム」と「次亜塩素酸水」の違いは何?
「次亜塩素酸ナトリウム」は塩素系漂白剤の主成分です。強い漂白作用と殺菌作用があり、皮膚を溶かすほど人体への刺激が強いもの。対して、「次亜塩素酸水」は塩酸や食塩水を電気分解して作られるもので、無臭で人体への影響が少ないと言われています。「次亜塩素酸水」は、アルコールでは死滅しにくい菌やウイルスに対して効果があるので、手などの消毒におすすめです。
アルコール消毒はスプレータイプとジェルタイプ、どちらがいいの?
スプレータイプは速乾性があるため、頻繁に消毒する人や忙しい人におすすめです。一方、ジェルタイプは手に長く残るため、しっかりと塗り込みたい方におすすめ。小さなお子さんが使う場合などは、目に入る危険性が低い「ジェルタイプ」の方が安心です。
施設情報
エフコープ商品検査センター「りんご館」
エフコープ商品検査センター「りんご館」では、生産者や取引先、エフコープで確認した商品基準や商品仕様書などの約束ごとが守られているか検査を通じて検証しています。安心して利用できる商品をお届けするために、さまざまな角度から検査を行っています。
◎商品検査センターについて、詳しくはこちらから
https://www.fcoop.or.jp/product/product_inspection/