【産後ケア】授乳や抱っこでひどい肩こりに悩んでいます

【産後ケア】授乳や抱っこでひどい肩こりに悩んでいます

毎日、家事や育児に追われて首や腰がつらく感じています。まだ子どもが小さいこともあり、授乳や抱っこで肩こりもひどくて…。マッサージや整体に通う時間もなかなか取れないので、体の疲れをセルフケアできる方法が知りたいです。


家事の合間に肩や首のこりを改善するストレッチを試してみて

首や肩こりの原因の一つが、両方の肩が正しい位置よりも前に出ている(内側に入ってしまっている)、「巻き肩」です。授乳や抱っこ、料理など腕を前に出してする姿勢が長時間続くとなりやすいので、すきま時間に「巻き肩」を改善する以下の2つのストレッチを実践してみてください。

「巻き肩」を改善するストレッチ【その1】
1.    足を肩幅に広げて壁に垂直に立ち、肩の延長線上にまっすぐ左腕を伸ばして手のひらを壁につける。
2.    右手でクロスさせるように左の胸を押さえ、鼻から息をしっかり吸い、口から息を吐きながら、ひじが曲がらないように左の手のひら全体で壁を押しながら、上体を右後ろにそらし、息を吸いながら姿勢を戻す。(左右腕各5回)
胸の前がしっかり開いていることを意識しながら、目線を下げないことがポイントです。

「巻き肩」を改善するストレッチ【その2】
1.手首の内側を上にして、両手をそろえて前に突き出す。
2.肩甲骨と肩甲骨を引き寄せるように両手を背中に向けてしっかり開き、息を吐きながら15秒間キープ(10回繰り返し)。
首は常に上に向け、腰を反らしたり顎が上がったりしないように注意してください。

「巻き肩」の解消法として、鎖骨の一番外側の下にあるくぼみを、指やペンなどでグリグリと揉みほぐすのも効果的。鎖骨を下から持ち上げるようにしてしっかりほぐすことで、血流も良くなります。

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田上真里(たのうえ まり)さん

田上真里(たのうえ まり)さん

スタジオ「basement(ベースメント)」代表。STOTTOピラティスインストラクター。Yumicorebodyアカデミー認定トレーナー。キャビンアテンダントとして勤務後、結婚。一男二女の母。6年前にピラティスインストラクターの資格を取得。現在は福岡市内の自宅と教室にて指導を行う。

・スタジオ「basement(ベースメント)」
 HP:https://coubic.com/basement
 Instagram:mari_basement