【おうちでツクリエイティブ!】プラ板で作ろう!キラキラアクアリウム

【おうちでツクリエイティブ!】プラ板で作ろう!キラキラアクアリウム

子どもたちの「クリエイティブ」(創造性)を刺激する作品を作る「おうちでツクリエイティブ!」。子どものための造形教室「ずこうしゃこどもアートスタジオ」のひろか先生と一緒に、おうちの中や身近にあるもの、100円ショップなどで簡単に手に入る材料を使って作品を作ります。今月は「プラ板で作ろう!キラキラアクアリウム」。ぜひお子さんと一緒に作ってみてくださいね。

準備するもの

・空きビン(ジャムなど)
・接着剤(水に強いもの)
・プラ板(10cm×10cm)を何枚か
・油性マーカー
・クッキングシート
・重し用の本
・洗濯のり
・水
・海藻などの造花や小石
・ラメ
・カラーペン(ポスカなど)
・カップ
・スプーン
・マスキングテープ
・ハサミ
・トースター

さあ、材料がそろったら、ツクリエイティブスタートです!

キラキラ光るアクアリウムを作ろう!

1.海藻と小石をビンのフタに貼ろう

まずは造花を必要な分だけ切ります。ビンのフタに貼るので、フタの大きさに合うように切っていきます。

これくらいの大きさでいいかな。

切った海藻と小石をフタの底に貼ります。フタが閉まりやすいよう、少し内側に貼っていきます。

最初に小石を貼っていくと安定します。接着剤は水に強いもの(溶けないもの)を選んでくださいね。

小石を貼りつけました!乾くまではグラグラと動くので気をつけましょう。

小石がしっかりくっついたら海藻を貼ります。石と石の間を埋めるように差し込んでいきます。

いい感じに貼れました。グラグラ動く場合は接着剤が完全に乾くまで置いておきます。接着剤の乾燥時間の目安を確認してみてくださいね。


2.プラ板に好きな海の生き物を描こう

さあ、ここからツクリエイティブ!
プラ板に油性マーカーを使って好きな海の生き物を描いていきますよ。

どんな生き物を描こうかな?図鑑を見たり「こんな魚がいたらおもしろい!」と思うような想像の生き物を描いてもいいですね。

青い魚を描いてみようかなあ。プラ板は焼くと縮むので、大きめに描いてください。

空想の中のウミヘビやヒトデも描いてみました♪

描いた絵をハサミで切っていきます。プラ板は硬いのでゆっくり切ってくださいね。

切り抜くとこんな感じになります。上手に切れましたか?

3.プラ板を焼いて平らに整えよう

切ったプラ板をクッキングシートに乗せてトースターで焼いていきます。焼き時間は買ったプラ板の説明欄を見て確認しましょう。

焼けてくるとだんだん縮んできますよ。ぐにゃっと縮んだ後にまた平らになったら取り出します。

取り出したら布や紙ナプキンを間に挟んで重しの本を乗せ、さらに平らに整えます。熱いので気をつけてくださいね。

できました♪ 焼くと小さくなって、色も濃くなりますよ。

4.アクアリウムの液を作ろう

続いてアクアリウムの液を作ります。水と洗濯のりの割合が7:3になるようにカップに水→洗濯のりの順番で入れてくださいね。

水と洗濯のりを入れたらスプーンで混ぜます。

きれいに混ざったら、液をビンに入れます。こぼれないように気をつけてくださいね。満杯より少ないくらいで大丈夫ですよ。

次に、好きな色のラメを入れていきます。何色入れてもいいですよ。

ラメを入れたらスプーンでかき混ぜます。アクアリウムの液ができました♪

5.ビンを飾ってアクアリウムを仕上げよう

液の中にプラ板で作った海の生き物を入れましょう♪

生き物を入れたら小石と海藻を貼ったビンのフタを締めます。液が漏れないようにしっかりと閉めてくださいね。

できました!ビンを振ると海の生き物やラメがゆっくりと動いてきれいです。

蓋が外れないように、ビンと蓋の間に好きな色のマスキングテープを貼ります。蓋がしっかりと閉まっているか確認してくださいね。

最後にもう1度、ツクリエイティブ!

ビンの外側にも絵や模様を描いて、カラフルにしてみましょう。

いい感じです!海の泡も描いてみたら…

完成です!ゆらゆらとただよう海の生き物たち。光の当たる場所に置いてみるとキラキラと反射して綺麗ですね。

「プラ板で作ろう!キラキラアクアリウム」やさしく揺らしたり、光に当てたり、ずっと見ていられますね。みなさんは、どんなものができましたか?ぜひ見てみたいので、実際に作ってみた方は、この記事への「みんなの感想」コメントや、SNSに「#CHEERdaysツクリエイティブ」とハッシュタグをつけて投稿してくださいね!それでは、次回もお楽しみに!

教えてくれたのは

profile

さどしま ひろかさん

さどしま ひろかさん

1984年福岡県田川郡生まれ。2007年福岡教育大学を卒業後、田川を拠点にアーティストとして作品を発表。布や糸、ものを使った造形作品や絵などで表現する。
作家活動の傍ら、6年間の美術館勤務を経て、2019年に造形教室「ずこうしゃこどもアートスタジオ」をオープン。
2021年より筑豊地域の文化拠点を作るべく、田川市いいかねPalette内に共同アトリエ&ギャラリー「アーツトンネル」をオープンし、代表を務める。

●「ずこうしゃこどもアートスタジオ」ホームページ
https://zukousha-art-studio.amebaownd.com/

●Instagram
https://www.instagram.com/zukousha_studio/