けんちゃん先生のたべもの知恵袋[しそ]
管理栄養士のけんちゃん先生こと嘉村健志(かむらけんし)さんが、食べ物の豆知識を教えてくれる「たべもの知恵袋」。今回は「しそ」についてあれこれ聞いてみました。それでは、けんちゃん先生お願いしま~す!
はいは~い!
みなさん、こんにちは~♪ 前回のたべもの知恵袋「わかめ」編、参考になりました~? 見てない方は、こちらからチェック♡ さて、今回は…
初夏から夏にかけて、爽やかな香りで食欲を引き立ててくれる「しそ」。赤しそは梅干しやしそジュース、青しそは刺身や冷奴、そうめんの薬味など幅広く活躍してくれますよね♪ 今回は、日本を代表する和ハーブのひとつでもある「しそ」の豆知識をた~っぷりお伝えします!
しそと大葉の違いは?
スーパーなどでよく見かける「大葉」。実は青しその葉の部分のみをさしていて、刺身のつまなどとして使われる「芽じそ」と区別するために名付けられた名称(商品名)と言われているんです!
一方の「しそ」はシソ科シソ属の総称です。その名の通り赤しそは赤紫色の葉が特徴で、梅干しやしそジュースに、青しそは緑色の葉で薬味として使われることが多いです。
香り成分にも注目!
しそは、βカロテンを始め、カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛、ビタミンB群・ビタミンC・E・K、さらに食物繊維など、さまざまな栄養素を含むとっても頼りになる食材です♪
また、しその特有の香り成分「ペリルアルデヒド(シソアルデヒド)」には、胃液の分泌を促し食欲を高める作用や、防腐・殺菌効果があるとされ、食中毒予防にも役立つと言われています(お弁当にもぴったり❤)。毎日の食事に取り入れたいですね!
青しそは緑黄色野菜
青しそはβカロテンの含有量が野菜の中でもトップクラス!なんと、βカロテンが豊富なことで知られる人参の1.2倍以上の含有量なんです(スゴイ!)。抗酸化作用を持つ「クロロフィル」も豊富に含まれているんですよ。
出典:食品データベース/人参(皮付き生)・しそ(葉生)を比較
梅干しの赤色は、赤しその天然の色
赤しそにはポリフェノールの一種であるシソニン(アントシアニン)が含まれ、鮮やかな赤紫色や独特の香りのもとになっています。
梅の実は黄緑色をしていますが、赤しそと一緒に漬けることで、赤しそに含まれる「シソニン」が酸性のものに反応し、きれいな赤色に変化します。梅干しの赤い色って、この変化のお陰なんですね〜。
ちなみに夏の定番しそジュースが赤色なのも、赤しそを使って作るから。僕のおすすめは、赤しそに青しそを少し混ぜて作ること。香りと味が濃くなっておいしいですよ❤
しその目利き
●青しそ
葉先までピンと張っていて、ほどよい大きさの葉がおすすめ。大きくなりすぎると香りや味がやや落ちてしまうこともあります。
●赤しそ
葉全体の色が濃くて鮮やかなもの。葉の裏面の緑色が少ないものがおいしい。
しその保存方法
※AIで作成しています
湿らせて水気を絞ったキッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存すると長持ちしますよ♪
冷凍保存も可能で、洗ったあと水気をしっかり拭き取り、密封袋に入れて冷凍しましょう。青しそは薬味などで使いやすいように切って冷凍するのもおすすめです。
相性の良いしそと油
青しそは油と一緒に食べるとβカロテンの吸収率がアップすると言われています。料理や薬味に青しそを取り入れる際は油分もちょい足しして召し上がれ♪
profile
嘉村健志(かむらけんし)さん
管理栄養士・料理研究家。「料理で色褪せない思い出を」をテーマに、福岡市と山口市で初心者向け料理教室を主宰。“けんちゃん先生”として、テレビ番組や食育イベントでも活躍している。
http://neowing-ht.com/
〈Instagram〉
https://www.instagram.com/kenshikamura/?hl=ja
