けんちゃん先生のたべもの知恵袋[こんにゃく]
管理栄養士のけんちゃん先生こと嘉村健志(かむらけんし)さんが、食べ物の豆知識を教えてくれる「たべもの知恵袋」。今回は「こんにゃく」についてあれこれ聞いてみました。それでは、けんちゃん先生お願いしま~す!
はいは~い!
みなさん、こんにちは~♪ 前回のたべもの知恵袋「ごま」編、参考になりました~? 見てない方は、こちらからチェック♡ さて、今回は…
プリプリっとした弾力のある食感が魅力のこんにゃくは、おでんや煮物に大活躍♪ 今回は、低カロリーな食材としても人気のこんにゃくの豆知識をた~っぷりお伝えします。
こんにゃくの原料って何?
こんにゃくって、その見た目から原料が海藻だと思っている方もいるかもしれませんが、実はこんにゃく芋という芋が原料。そのまま食べることがないので(※)、あまり目にすることはないと思いますが、サトイモ科に属する植物から作られているんです。上の写真を見ると確かに里芋にちょっと似てますよね〜!!
※生のこんにゃく芋には強いアク(シュウ酸カルシウム)が含まれるので、生食では食べられません。
生芋こんにゃくって一般的なこんにゃくと何が違うの?
生芋こんにゃくと一般的なこんにゃく(板こんにゃくや糸こんにゃくなど)では、作り方や食感が異なるので、まずはその違いを紹介しますね。どちらも栄養素の違いはほぼありませんが、生芋こんにゃくの方が若干栄養が多く含まれているんですよ♡
⚫︎生芋こんにゃく
こんにゃく芋をすりつぶし、水と凝固剤を加えて固めたものが「生芋こんにゃく」。昔ながらの製法で作られ、弾力や風味が強いのが特徴です。こんにゃく芋の皮ごとすりつぶすので、薄茶色っぽい色合いになります。
⚫︎一般的なこんにゃく
こんにゃく芋を乾燥させて粉末にした「こんにゃく粉」に水と凝固剤を加えて固めたのが一般的なこんにゃく。ツルツルとした食感が特徴です。
「こんにゃく粉」自体が白っぽいため、そのまま作ると白っぽいこんにゃくができあがります。一方、黒っぽいこんにゃくには、ひじきなどの海藻が練り込まれています。実はこれ、昔のこんにゃくが黒っぽい色味だったことから、それに近づけようと海藻などを入れて作られるようになったそうなんです。面白いですよね~♪
冷凍こんにゃくで!?鶏皮串風アレンジ
こんにゃくって冷凍もできるってご存じですか? 冷凍後に解凍することで唐揚げや炒め物にピッタリな食べ応えのある食感に変化します。
その食感を生かしたおつまみにおすすめの「冷凍こんにゃくの鶏皮串風アレンジレシピ」を紹介しますね♡
作り方は冷凍こんにゃくを解凍し、串に刺してお好みの下味に5〜10分漬けて焼くだけ! これが不思議なことに、お肉のような食べ応えのある食感や味になるんです♡ こんにゃくの新境地、僕に騙されたと思ってぜひお試しあれ〜!ウフフッ
低カロリーがうれしい! こんにゃくの栄養
弾力のある食感で満足感もあるこんにゃくですが、約96%が水分で、カロリーが100gあたり5〜7kcalしかありません!
こんにゃくの栄養素と言えば、水溶性食物繊維のグルコマンナン。腸内で水分を吸収して膨張し、便のかさを増やして便秘などの改善を促進すると言われています。
まさにダイエットの味方食材ですよね〜♡
また、こんにゃくは野菜類に分類され、食物繊維やカルシウム、カリウム、鉄、亜鉛を含んでいます。低カロリーに加えて、栄養もあるので日々の食卓に取り入れたい食材です。
こんにゃくの下ごしらえのコツ
⚫︎くさみは塩もみ&下茹で
こんにゃくの独特の臭みは、保存液(水酸化カルシウムなど)が原因。でも、この保存液があるからこそ長持ちするんです。臭みが気になる時は塩もみをしたり、熱湯で2〜3分下茹でしたりすることでやわらぎますよ〜!
⚫︎味しみアップの切り方
こんにゃくを切るときは、手やスプーンでちぎるように凸凹にするのがおすすめ。表面積が広くなるので、独特の臭みが飛びやすく、味しみも良くなります!
塩もみや下茹でをして脱水させたり、こんにゃくに隠し包丁(切り込み)を入れたりすると、さらに効果的ですよ♡
profile
嘉村健志(かむらけんし)さん
管理栄養士・料理研究家。「料理で色褪せない思い出を」をテーマに、福岡市と山口市で初心者向け料理教室を主宰。“けんちゃん先生”として、テレビ番組や食育イベントでも活躍している。
http://neowing-ht.com/
〈Instagram〉
https://www.instagram.com/kenshikamura/?hl=ja
