残りがちな調味料 どう使う？ Vol.1《オイスターソース》

買ったものの、使い切れずにずっと残っている。そんな「残りがちな調味料」をエフコープの組合員にお尋ねしたところ、多くの声が寄せられました。今回は、その中から「オイスターソース」と「トマトケチャップ」に注目し、料理家の広沢京子さんにレシピを教えていただきました！ 今回は、オイスターソースの活用術をご紹介します。

「オイスターソース」は、かきエキスを使用した味わい深い調味料。濃厚な旨みがあり、広東料理で多く用いられます。

広沢さん：
「オイスターソースを使う際は、しょうゆを少し加えると味が締まります。やきそばにちょこっと加えたり、カレーなどの隠し味にしたりしても。量が多すぎると、くどくなるので注意してくださいね」

【材料】2人分
・いわし（小）…8尾
・塩…少々
・片栗粉…適宜
・ごま油…大さじ1
・ご飯…お好みの量
・大葉・長ねぎ…適宜

〈A〉
・オイスターソース…大さじ１
・水…大さじ1/2
・しょうゆ…小さじ1
・みりん…大さじ1/2

【作り方】
1. いわしは3枚におろし、塩をふって5分ほど置く。ペーパーで水気を取って、片栗粉をまぶす。
2. フライパンにごま油を熱し、いわしの皮目を下にして並べて中火で焼く。カリッとしたら裏返して焼く（水分が出たらペーパーでふき取る）。
3.〈A〉を混ぜ合わせて（2）に加え、さっと全体を和えて火を止める。
4. 器にご飯を盛って、（3）をのせる。大葉は千切りに、長ねぎは白髪ねぎにして添える。

【材料】2人分
・乾麺（冷や麦かうどん）…170g
・ごま油…大さじ１
・生姜（みじん切り）…小さじ1
・長ねぎ…1/2本　にら…3本
・赤ピーマン…1/2個
・塩・こしょう・白いりごま…各少々

〈A〉
・顆粒チキンスープの素…小さじ１
・湯…80ml
・オイスターソース…大さじ１
・しょうゆ…小さじ１

【作り方】
1. 乾麺は表示通りにゆで、ザルに上げて冷水で洗い、水気を切る。長ねぎ、にら、赤ピーマンは食べやすい大きさに切る。
2. フライパンにごま油、生姜を入れ、弱火で炒める。生姜の香りがしてきたら長ねぎ、赤ピーマンを加えて炒める。
3.（2）がしんなりしてきたら、〈A〉を加えてひと煮立ちさせ、（1）の麺とにらを加えて、＜A＞を吸わせるように炒める。塩・こしょうで味を調え、ごまをふる。

【材料】2人分
・鶏むね肉…300g
・片栗粉・油…適宜
・黒こしょう…少々

〈A〉
・おろし生姜…小さじ1　
・オイスターソース…大さじ１
・しょうゆ…小さじ1
・塩…少々

【作り方】
1. 鶏肉は皮とすじをとり、フォークで数カ所穴をあけてひと口大に切る。
2.（1）をボウルに入れ、＜A＞を加えてよくもむ。
3. 片栗粉をまぶし、フライパンに1cmの高さまで油を注ぎ、中温（170℃）の油（衣を落とすと、途中まで沈んで浮き上がってくるくらい）で揚げ焼きにする。
4. お好みで黒こしょうをふる。

どれもおいしそうですね！ ぜひ作ってみてくださいね。