子どもとの向き合い方③

これまでお話ししてきたように、親子であっても個性タイプが異なれば考え方、捉え方は大きく違ってきます。だから褒め方もその子の個性タイプに合わせて変えてみてください。より伝わるはずです。
私は子どもの頃、サンタイプの両親に育てられました。父・母ともにコミュニケーションは雰囲気がベースの人。思い返してみると「言わなくてもわかるだろう、伝わるよね」という空気が確かにありました。が、残念ながら言葉が大事なアースタイプの私には通用しません（笑）。幼心に「ちゃんと言葉で伝えてくれたらいいのに」と何度思ったことか。
兄弟姉妹でも受け取り方は異なります。一人ひとりにしっくりくる褒め方を探してみてはいかがでしょうか。

Moonタイプ（ムーン/月）
相手の気持ちを考え自分の行動を決めていく人

Earthタイプ（アース/地球）
言葉で確認していく人

Sunタイプ（サン/太陽）
感覚（心）で通じ合えると思っている人

詳しくはこちらをチェック！
　　　

Moonタイプ
周りからの高評価を伝える
周りがどう思うかを重視するので「みんなが褒めていたよ！」「みんなちゃんと聞いてくれていたね」という言い方がオススメ。また、結果そのものよりもプロセスを褒めると響きます。

Earthタイプ
具体的な言葉で伝える
良いことも悪いことも言葉でハッキリと言ってほしいタイプ。子どもの行動のどこが良かったのか例示しながら、具体的に褒めましょう。しっかりと伝わります。

Sunタイプ
褒めて褒めて、ノせる
ポジティブな表情・雰囲気で「やれたらかっこいいよ」「すごい」などの声掛けを。言葉であまり細かく褒めすぎると「褒められなかった部分は悪かったのかな」と逆効果になることも。
　　　　

Q.習いごとでやる気を引き出したい！いい褒め方・向き合い方は？

Moonタイプ
親も一緒に取り組んでみる。子どもが好きだと思える先生を探す

Earthタイプ
勝利、表彰など「良い結果」を体験させる。がんばったらご褒美も効果的

Sunタイプ
集中力は長く続かないので細かいことは言わず、褒めちぎってノせる！