子どもとの向き合い方①

今回から新シリーズとして、私が持つ「子育てインストラクター」の知識をベースに、子どもとの向き合い方についてお話しします。
子どもは親とは違う、ひとりの人間です。人の性格形成に遺伝がおよぼす影響は、なんと、たったの10％程度なのだそう。自分と子どもの気質が違っていても当然ですよね。だから、子どもと向き合うときには「私の子だからこうであるはず」という思い込みは捨て、その子自身を見つめて、その子の気質にあわせた声掛けをするのがおすすめです。
下記に、私たち子育てインストラクターが考える、人間の「３つの個性タイプ」について紹介しますので、ご自身やお子さんがどれに当てはまるか考えてみて、かかわり方の参考にしてみてくださいね。もちろん、子育ての方法に絶対的な正解はありませんが、ひとつの指針にはなるはずです。あとはトライ＆エラーで、わが子にはどのような方法で向き合うのが効果的なのかを探ってみてはいかがでしょうか。

細かくみると人間の個性は約103万通りに分けられますが、ここでは、ざっくりと3タイプに分けてご紹介！

Moonタイプ（ムーン/月）
相手の気持ちを考え自分の行動を決めていく人
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・大切なのは、信用・信頼・愛情・安心
・話が長くなりがち
・丁寧さが大事、争いごとが嫌
・「一緒に」「みんなで」を大切にしたい

【向き合い方の基本】
1から10まで細やかに優しく伝える

Earthタイプ（アース/地球）
言葉で確認していく人

・気持ちを言葉で伝える・伝えてほしい
・言葉で言われたら納得する
・具体的な事柄や要点を望む
・思考も行動も結論ありき

【向き合い方の基本】
理由を示しながら短い言葉で伝える

Sunタイプ（サン/太陽）
感覚（心）で通じ合えると思っている人

・「なんとなく」「だいたい」など感覚で伝わる
・感情を擬音で表現することが多い
・態度で察することができる
・気持ちに波がある人が多い

【向き合い方の基本】
言葉で長々と話さず、表情や雰囲気で伝える