子どもとの向き合い方②

親も人間。つい自分の価値観で子どもにモノを言ってしまいがちですが、家庭内で気持ちよくコミュニケーションを取るためには、子どもの個性に合わせた向き合い方を心掛けることが大切です。
例えば〝ムーン〟が「ただ話を聞いてほしい」「気持ちを分かち合いたい」という思いからおしゃべりが多くなる一方、〝アース〟はすぐに結論を求めてしまうのですが、わが家では娘たちが前者で、私は後者。いつも私は、「結論は？」と聞きたくなる気持ちをグッとこらえて、耳を傾けるように心掛けています。
叱り方についても、タイプ別に合わせた工夫を取り入れることで、もっとうまくいく場合がありますよ。下の表を参考に、その子にマッチする叱り方を、試行錯誤しながら探してくださいね。

Moonタイプ（ムーン/月）
相手の気持ちを考え自分の行動を決めていく人

Earthタイプ（アース/地球）
言葉で確認していく人

Sunタイプ（サン/太陽）
感覚（心）で通じ合えると思っている人

詳しくはこちらをチェック！
　　　　

Moonタイプ
優しく語って！
なぜそれをやってはいけないのか、詳しく聞いて納得したいタイプなので、1から10まで優しく丁寧に語り掛けましょう。「じゃ、一緒にやってみよう」という声掛けも効果的。

Earthタイプ
要点を端的に
結論を重んじるタイプなので、頭から順序立てて説明するのではなく、まずはズバッと要点を伝えましょう。約束を守れたら「おやつ」など、ご褒美もうまく取り入れてみて。

Sunタイプ
雰囲気で伝える
感情豊かで感覚が鋭く、相手の表情や雰囲気で多くを察するタイプ。言葉だけで長々と語るよりも、困っている表情や雰囲気を醸し出してみるようにすると、より心に響きますよ。
　　　　　　

Q.子どもが危険な行為をしたとき、どう叱れば伝わる？

Moonタイプ
なぜダメなのかを丁寧に優しく、穏やかに伝えること

Earthタイプ
「ダメなものはダメ」なのだと、端的に伝えること

Sunタイプ
あとで叱ろうと思うと忘れてしまっている。その場で伝えること