離乳食のハテナを解決! Q&A②

離乳食のハテナを解決! Q&A②

初めての子育てではもちろん、経験者にとっても、ハテナが尽きないのが離乳食。今回は、保護者からの質問にお答えします。

Q. 風邪のときでも、少しでも離乳食をあげたほうがいいですか?あげるならどんな食材がいい?

A. 食欲がなければ無理に食べさせなくて大丈夫。もし食べられそうなら、「モグモグ期→ゴックン期」のように、1段階前に戻すといいです。また、赤ちゃんは消化する力が未熟なうえ、風邪のときは内臓の働きも弱まっているので、なるべく胃腸に負担がかからないよう消化のよい食材を。うどん、おかゆ、バナナ、すりつぶした野菜、豆腐、白身魚などがおすすめです。

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Q. 眠くなるとぐずることが多く、離乳食の時間がなかなか定まりません。与える時間はまちまちで良い?

A. 離乳食を始めたころは、多少ズレても気にしなくてOK!ただ、「初めての食材を与えるときには病院が開いている時間帯を選ぶ」「離乳食と離乳食の間は4時間以上空ける」を意識しておくといいですよ。3回食になるころには、生活リズムを整えていくためにできるだけ同じ時間に与えていくことは大切です。と言っても、ぐずっているときに無理に食べさせる必要はありません!

Q. みりんや料理酒などの調味料は、いつごろから与えても大丈夫?

A. みりんや料理酒は、9~11カ月ごろから使えます。アルコール分を飛ばすため、加熱してから使いましょう。沸騰して30秒ほどが目安です。

Q. おやつは、いつから、どの程度与えても大丈夫ですか?

A. 1歳ごろから、1日1~2回のおやつを始めましょう。お楽しみではなく「第4の食事」と考え、3度の食事では足りない栄養をおやつで補うイメージです。目安は1日100kcal程度で、おすすめは蒸しパン、バナナ、おにぎりなど。なお、甘いものに偏らないようにご注意を!

市販の赤ちゃん用お菓子には、生後7カ月頃~などと表示されていますが、日中授乳しているカミカミ期のころまでは積極的に与える必要はありません。持ち運びにとても便利なので、外出するときに活用すると良いです。

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宮﨑 春香(みやざき はるか)さん

宮﨑 春香(みやざき はるか)さん

管理栄養士、離乳食アドバイザー。委託給食会社、薬局での勤務を経て、現在は子育てに奮闘しながら離乳食や幼児食について、Instagramやブログで配信。

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https://www.instagram.com/suzu_mama_recipe/