手早くお手軽、ラクラク調理!ポリ袋活用術 第1話

手早くお手軽、ラクラク調理!ポリ袋活用術 第1話

どこの家庭にもあるポリ袋ですが、実は調理の下ごしらえなどに、とても便利に使えるんですよ!そこで今回は、ポリ袋“愛用者”のお一人で、テレビや雑誌で活躍中の料理研究家・古川麻水さんに、ポリ袋調理のコツやレシピをお聞きしました。2話にわたってご紹介します。

値段も安く、気軽に使えるポリ袋


「料理をする時にはポリ袋が欠かせないんです」と語る古川さんに、まずはポリ袋調理のメリットについて聞いてみました。

古川さん:
「ポリ袋の一番いいところは、安く手に入って気軽に使えるところ。下味をつけたり混ぜたりも簡単にできますし、使い終わればそのまま捨てられます。ボウルやお皿などを汚さず、洗い物が出ないのもうれしいですね。

ジッパー付きの保存袋も使いますが、リーズナブルに惜しげもなく使えるという点で、私はもっぱらポリ袋派(笑)。厚めのポリ袋を大きめのものと小さめのもの、2種類常備しておけば分量や用途に合わせて使い分けできます」

ポリ袋は調理の際に欠かせない“道具”


古川さん:

「ポリ袋はとても幅広い用途に使えるんです。食材の漬け込みをはじめ、調味液を素材に揉み込んだり食材をつぶしたりする時にも便利。場所を取らずに冷蔵や冷凍保存もできる点もいいですね。

野菜の水分を絞る時も、袋の上からそのままギュッと絞れば簡単です。袋の角を切れば絞り袋としても使えます。

使う時の注意点としては、素材に調味液などを揉み込んだり、角を切って中のものを絞り出したりする際には、破れないよう厚めのポリ袋を使うこと。加熱に不向きの素材を使っているポリ袋もありますので、熱は加えないほうがいいと思います」

肉に下味をつける


では早速、ポリ袋活用術について紹介していただきましょう。

古川さん:
「ポリ袋は肉に下味をつけるのに便利です。これは、好みの大きさに切った鶏肉とにんにく、しょうが、醤油など下味用の調味料をポリ袋に入れ、外側からよく揉んで冷凍したものです。平らに整えておけば場所もとりません。そのまま解凍すれば、すぐに揚げたり焼いたりと調理できます」

食材の漬け込みに


古川さん:

「漬け込み調理にもポリ袋が欠かせません。材料と漬け込み液をポリ袋に入れたら、空気をしっかり抜いてできるだけ下の方で口をキュッと結んでください。そうすることで、少ない漬け込み液でまんべんなく味を染み込ませることができるんです。浅漬けなどの漬物も、同じようにして手軽に調理できますし、煮卵も写真のように半熟の卵とめんつゆをポリ袋に入れればOKです」

汁物の冷凍保存も


古川さん:

「ポタージュスープなどは1度にたくさん作っておき、ポリ袋に入れて冷凍しておくと便利。バットなどに置いてできるだけ平たく冷凍するのがポイントです。使う時は半解凍にしてポリ袋を破ってスープを鍋に移し、加熱するだけ。容器は必要ありません」

食材を切って冷凍保存


古川さん:

「私はよく、好みのフルーツを切ってできるだけ重ならないようにポリ袋に入れて、冷凍しています。パイン1個など、一気に食べきれない時におすすめです。そのままミキサーにかければ、夏にぴったりのフローズン系スムージーに。デザートやジュースなどを作る際の手間が省け、必要な量だけ使えます。葉物を除く野菜やキノコ類も同様に冷凍保存できます」

サラダ用の葉物野菜などの冷蔵保存に


古川さん:

「ひと口大に切ったサラダ用の葉物野菜を、しばらく水に浸けてシャキッとさせた後、水気をしっかりきってポリ袋に入れて冷蔵保存しています。ポイントは、空気を入れて膨らませた状態で保存すること。数日間はシャキッとした状態を保てますし、数種類の野菜をあらかじめミックスしておけば、サラダの他に肉料理などの付け合わせや彩りにもサッと使えて便利です」

今日から即、実践できるアイデアがいっぱいのポリ袋活用術、いかがでしたか? 次回は、ポリ袋を使って手軽にできるレシピを古川さんに教えていただきます。

profile

古川麻水(ふるかわあさみ)さん

料理研究家、フードコーディネーター、フードスタイリスト。株式会社アサソフラ代表取締役。福岡を中心にテレビや雑誌などで活躍する他、料理教室の開催や食の総合プロデュースなどにも幅広く携わる。