【おうちでツクリエイティブ!】水に浮かべよう!自分だけのふね
子どもたちの「クリエイティブ」(創造性)を刺激する作品を作る「おうちでツクリエイティブ!」。子どものための造形教室「ずこうしゃこどもアートスタジオ」のひろか先生と一緒に、おうちの中や身近にあるもの、100円ショップなどで簡単に手に入る材料を使って作品を作ります。今月は「水に浮かべよう!自分だけのふね」。ぜひお子さんと一緒に作ってみてくださいね。
準備するもの
・紙パック…2個
・好きな色の布粘着テープ
・好きな色のビニールテープ
・ストロー
・クリアファイル
・プラカップ
・食品用ラップ
・ハサミ
・きり
・セロハンテープ
・油性マーカー
・接着剤(耐水) ※ボンドより接着力が高く水に強いグルーガンを使用
さあ、材料がそろったら、ツクリエイティブスタートです!
水に浮かぶ自分だけのふねを作ろう!
1.紙パックにテープを貼ってふねの形を作る
まずは紙パックを切っていきます。紙パックの口を開いて、図の点線の部分をハサミで切ります。
開いている口の方からハサミを入れて、角にそって切っていきましょう。
きれいに切るとこんな感じになります。
開いている口を閉じて、粘着テープを貼ります。ここがふねの先端になりますよ!
このような感じになるようにテープを貼ってくださいね。
次に、ふねの外側になる部分に粘着テープを貼っていきます。この粘着テープがふねの塗装になるので、スキマなく貼りましょう。
外側にテープを貼りました。内側と底部分には貼らなくてOK!だいぶふねらしくなってきましたね。
最後に、甲板側のフチにビニールテープを貼っていきましょう!
こんな感じに貼ります。さらにふねっぽくなってきましたね。
2.ふねに旗を立てる
続いて、ふねに旗を立てていきます。まず、きりでプラカップの底に穴を開けてください。手がすべらないように気をつけてくださいね。
穴を開けたら、ハサミで切り込みを入れます。この穴にはストローを差し込むので、切り込みの大きさは少し(1cm以内)でOK!
プラカップの底からストローを差します。
ストローを差し込むとこのようになります。プラカップのフチまでしっかり差し込んでくださいね。
次に、もう一つの紙パックで旗たての土台を作ります。紙パックの下の部分を、ふねの高さと同じになるようにハサミで切りましょう。
切れました!こんな感じになります。うまく切れたかな?
紙パックを逆さにして、ふねの真ん中あたりに入れます。この紙パックが旗たての土台になります。
旗たての土台を、セロハンテープでふねにしっかり固定します。
旗たての土台の上に、先ほどプラカップで作った旗たてをつけていきます。
グルーガンを使って旗たてをつけていきます。グルーガンをプラカップの方につけてしまうと、熱で溶けてしまう可能性があるので、紙パックの土台の方につけてくださいね。
つきました!いい感じになりましたね。
3.旗を作る
続いて、ふねに立てる旗を作りましょう。まず食品用ラップを30cmくらい出してカットしてください。
次に、切った食品用ラップを半分に折ります。
さらにそれを半分に折ると、こんな感じになります。
ここでツクリエイティブ!食品用ラップに油性マーカーで自分だけの旗を描いていきましょう!
四角でも三角でも、好きな形の旗を描いてみてくださいね。先生は三角形の旗にしてみました。表面と裏面で旗の色を変えてみましたよ。旗が描けたら、ハサミで切っていきます。
食品用ラップがずれないように、描いた線に沿ってゆっくりと切りましょう。
青と黄とピンクの色を使った三角形の旗ができました。
旗たてのストローに旗をクルッと巻いて、セロハンテープで固定しましょう。
5.ふねに絵や模様を描く
最後にツクリエイティブ!絵や模様を描いて、このふねを自分だけのふねにしていきましょう。
まずは油性マーカーを使ってプラカップに色をつけましょう。先生は青と緑を塗ってみました。窓から外を見る人の絵も描いてみましたよ。わかるかな?
続いて、ふねのボディにビニールテープやマーカーで模様をつけてみましょう。ビニールテープは好きな形に切って自由に貼ってくださいね。
さらにマーカーで模様を足して…
完成です!水に浮かべて、自分だけのふねができあがりました!息を吹きかけると、ゆっくり進んでいきます!水に浮かべて、遊んでみてください。浴槽に浮かべると、お風呂の時間がさらに楽しくなりそうですね。
「水に浮かべよう!自分だけのふね」。みなさんは、どんなものができましたか?ぜひ見てみたいので、実際に作ってみた方は、この記事への「みんなの感想」コメントや、SNSに「#CHEERdaysツクリエイティブ」とハッシュタグをつけて投稿してくださいね!それでは、次回もお楽しみに!
教えてくれたのは
profile
さどしま ひろかさん
1984年福岡県田川郡生まれ。2007年福岡教育大学を卒業後、田川を拠点にアーティストとして作品を発表。布や糸、ものを使った造形作品や絵などで表現する。
作家活動の傍ら、6年間の美術館勤務を経て、2019年に造形教室「ずこうしゃこどもアートスタジオ」をオープン。
2021年より筑豊地域の文化拠点を作るべく、田川市いいかねPalette内に共同アトリエ&ギャラリー「アーツトンネル」をオープンし、代表を務める。
●「ずこうしゃこどもアートスタジオ」ホームページ
https://zukousha-art-studio.amebaownd.com/
●Instagram
https://www.instagram.com/zukousha_studio/