【おうちでツクリエイティブ!】そざいとなかよし「ねんど」

【おうちでツクリエイティブ!】そざいとなかよし「ねんど」

子どもたちの「クリエイティブ」(創造性)を刺激する作品を作る「おうちでツクリエイティブ!」。「そざいとなかよし」をテーマに毎回異なる素材をピックアップし、子どものための造形教室「ずこうしゃこどもアートスタジオ」のひろか先生と一緒にいろいろなものを作ります♪  今月の素材は「ねんど」。どんな作品ができるかな? ぜひ、お子さんと一緒に作ってみてくださいね。

今月の素材「ねんど」

造形素材に欠かせない存在と言っても過言ではないのが「ねんど」。手で触るだけでも面白く、指先の訓練にもなるし、いろんな形にできるので、使い方は無限大!今回はいろんなねんどの特長を生かして作品を作ってみました!さあ、ツクリエイティブスタートです!

【工作を始める前の注意事項】
・はさみやカッターなど刃物を使う際は、必ず大人が付き添ってください。

ツクリエイティブ① 油ねんど

油ねんどは時間が経っても固まらないので、何度でも遊べるのが良いところ。空気に触れても乾かないので、少しずつ形を変えて写真を撮り、アニメーションを作ってみました!

スマートフォンで簡単に撮影できるので、お家でお子さんと一緒に楽しむのもおすすめです。

油ねんどでアニメーションに挑戦!

出典: YouTube

ツクリエイティブ② 軽量ねんど

昔の紙ねんどはとっても重かったイメージですが、最近は軽いねんどもたくさん売っています。ところでみなさんは、ねんどにどうやって色を付けますか?

形を作っている間にだんだん乾いてくるねんどは、乾いた後に上から色をつけるのがおすすめです。ニスも塗ると強くなりますよ!

伸びるねんどなど、どちらかというと水分量が多くて、触ると気持ち良いねんどは、絵の具をねんどに混ぜ込んで色を付けるのもおすすめです。

ねんどの真ん中に絵の具を少し出して、包むように混ぜます

ねんどの白がベースにあるので、柔らかいパステルカラーになりますね!

余談ですが、ねんどで動物なんかを作っていて、うまく立たない!と言っている子をよく見かけます。ねんどは作っているときはふにゃふにゃしてやわらかいので、針金や割り箸などで骨を入れてあげましょう。

パーツごとに作って乾かし、最後に組み立てるという手もありますよ!今回、手の部分はそうして作ってみました。

ツクリエイティブ③石や木など自然由来のねんど

自然由来のねんどは手触りが面白かったり、固まるとカチカチで重くなるものもあり、重厚感がほしいときやアクセサリー作りなどにおすすめ。

まずは木粉ねんどで動物を作ってみました。

乾いてから彫刻刀で模様を掘ってみました!木粉ねんどはいろいろなタイプのものがありますが、持ってみてふわっと軽いものは、成形しやすく細かい形を作りやすいのですが、乾いてもコルクのような柔らかさなので、彫るのは少し難しいです。逆に重くて固いタイプは、成形が難しいですが、カチカチに固まるので、木を彫るように彫ることができます。作りたいものに合わせていろいろ試してみてくださいね!

着彩は、薄く塗るか、ポイントだけにすると、木の風合いが生かされておすすめですよ♪

石粉粘土は、細かい作業に向いてます。形を作って乾かし…

サンドペーパーをかけて形を整えると、きれいに仕上がります♪

やすりをかけて布で汚れを拭き取り、絵の具で色や模様を描きました!素材がしっかりしているので、裏に細工をしてブローチやマグネットにすると良さそうです。こちらも、ニスで仕上げると水にも強くなるのでおすすめ!

今回のツクリエイティブはいかがでしたか? 作ってみた感想も大歓迎! 「ねんど」を使ってこんなの作ってみたよ、こんな使い方をしてみたよ!など、ぜひ記事の最後にあるコメント欄で教えてくださいね。

ねんどって、はじめての造形あそびとして身近ですよね。親しみある素材で遊びたい気持ちもわかる。そこで、「この紙でねんどができるかもよ?」と、子どもに声を掛けてみました。

半信半疑の目が、ちょっと光る!お花紙をちぎって、水をかけると、とろとろに溶けていく。さらにどろどろにして、ぎゅっとしぼると、むにゃっとした感触。

「あれ? ねんどみたい。」

さっきまで帰りたいと言っていた子が、いつのまにか夢中でこねていました。また水をかけてドロドロになったお花紙は最後に紙漉きをして、また紙に戻ったのでした。

紙って、描くものだと思われがちですが、姿を変えると、こんなに世界が広がる。

子どもが求めているのは、“材料”じゃなくて、触って確かめられる時間なのかもしれませんね。

教えてくれたのは

profile

さどしま ひろかさん

さどしま ひろかさん

1984年福岡県田川郡生まれ。2007年福岡教育大学を卒業後、田川を拠点にアーティストとして作品を発表。布や糸、ものを使った造形作品や絵などで表現する。
作家活動の傍ら、6年間の美術館勤務を経て、2019年に造形教室「ずこうしゃこどもアートスタジオ」をオープン。
2021年より筑豊地域の文化拠点を作るべく、田川市いいかねPalette内に共同アトリエ&ギャラリー「アーツトンネル」をオープンし、代表を務める。

●「ずこうしゃこどもアートスタジオ」ホームページ
https://zukousha-art-studio.amebaownd.com/

●Instagram
https://www.instagram.com/zukousha_studio/

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