福岡市の隅っこで姉妹を育ててます!! Vol.3
夏休み最終日のミラクル
例年同様、今年もわが家の夏休み最終日はせわしなく過ぎ去りました。
しっかり者の長女は言いつけを守って早々に新学期の準備を終えていたのですが、問題は次女。
今さら宿題のモレや新学期の時間割の紛失などに気づき、遅い時間まであれこれと作業していました。
始業式の日に提出しなければいけない習字の作品まで、紛失したと言い出す始末。
まったくもう。
習字の宿題なら早々に終わらせていたはずなのに、一体どうしてこんなことになってしまったのか。
私も、記憶の糸をたぐってみました。
あの日は確か家族みんなで「お習字作品オーディション」を行い、これぞという1枚を選出したはず。
ですがまだ完全に乾いていなかったので、私がいったん古新聞に挟んで、キャビネットの上に置いておいたはず。
その後どうしたっけ…?まったく覚えていません。
ん、待てよ…!
……!!!
習字を挟んだ新聞紙をどこに置いたかは忘れてしまいましたが、その辺に置いていた古新聞は、先日すべて、古紙回収の束にまとめてしまったはず…!
習字も、間違えて古新聞ごと一緒にくくってしまったのかもしれない…!
ぎゃー!!ごめんテイ子!!
夏休み最終日の夜に、私のうっかりがもとでまさかの「習字書き直し」をさせる羽目になるのか…?!
しかし、なんと。よく考えたら古紙の束はまだ玄関にある!!
というのも、私が古紙回収日を1日間違えて作業していたため回収してもらえず、束のまま放置していたのです。
あわててヒモを解いてあさってみたところ、古新聞の間から無事に無傷の習字作品を発見!
見つけた瞬間、安堵のあまりヘナヘナとその場に崩れ落ちてしまいました…。
よ、良かった〜!あるうっかりミスを、別のうっかりミスが帳消しにしてくれるなんて、こんなことが起こりえるんですね。まさにミラクルです。
しかし夫からは、「ミラクルではない!習字の作品をちゃんと管理してたらこんなこと起こらんかったろ。古紙回収日も忘れんでね。それに古新聞の束をそのまんま何日も玄関に放置するのも、やめて」と、非常にまともなお小言を頂戴しました。
はい、おっしゃることすべて、その通りです!
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福岡市の隅っこで暮らす「おかあちん/私」と「おとうちん」、素直でまっすぐな長女「ぴーちゃん」、独特の世界観で世の中を突き進む次女「テイ子」、4人家族のささやかな日常。
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