福岡市の隅っこで姉妹を育ててます!! Vol.27
自分の体も大切に!
子どもの通院の付き添いって、大変ですよね。評判のいい皮膚科や耳鼻科では数時間待ちになることもザラですし。わが家でも、子どもたちの受診が終わって調剤薬局を後にするころには、全員がヘトヘトになっているのが常です。
特に大変なのが、次女・テイ子の通院。何やかやと病気がちなのに、大の病院嫌いなんですよね。なかでも歯医者には大きな恐怖感があるようで、少しでも通院を先延ばしにしようと、あの手この手を繰り出してゴネてきます。
まあ、嫌なのはわかります。身動きが取れない状況で、大きな音や痛みに耐えなければならない歯の治療って、大人になっても怖いものですから。
しかし、嫌だから行かないというわけにもいかないので、今は「患者の恐怖感を和らげる治療をめざす」と謳っていて、腕もいいと評判の歯科医院をかかりつけにしています。
家から少し遠く、車で15分ほどの場所にあるため送迎にも時間がかかるのですが、その手間で子どもの歯医者への恐怖感が和らぐのなら、親としてはお安い御用です。
今は治療は済んでいて虫歯はゼロなのですが、予防の意味で、毎月歯のチェックに通っています。
ところで先日、テイ子の診療日に、私の奥歯がひどく痛み出しました。たまたま診療予約に空きがあるとのことだったので、ついでに診てもらったのですが…
もう、私の歯の状態の、ひどいことと言ったら。大昔に治療した前歯の付け根がトラブルになっていること、大きな虫歯が4本もあること、しかし今回の痛みは虫歯ではなく食いしばりの癖に由来していることなどを、次々に説明してもらえました。
一方、私はといえば「最後に歯科に行かれたのはいつですか?」という問いにも答えられないダメっぷり。長年、歯の痛みを感じたり詰め物が取れたりしたら、都度近所の歯科医院に行くというスタイルで。しかも「時間がないので応急処置で!」とリクエストし、いつもその場しのぎで済ませてきたもので、あまり覚えていないのです…。
お恥ずかしいっ!
子どもの健康のことにはそれなりに気を配り、受診歴も把握しているのに、自分の健康のことはほとんど気にかけていなかったことに、ハッとさせられました。
現在もまだ治療継続中なのですが、毎回、痛みに対する気遣いや声かけがしっかりしているし、治療内容の説明も的確だし、複数の選択肢を提案してもらえるしで、「やっぱり評判がいいクリニックだけあるな、遠くても通っている甲斐があるな」と、実感しています。
子どもがいると、つい、子どもの健康を優先しがちですが、親の健康も大事なんですよね。自分の体や気持ちのケアを後回しにせず、どんどんいたわって行こうと思えたできごとでした。
profile
福岡市の隅っこで暮らす「おかあちん/私」と「おとうちん」、素直でまっすぐな長女「ぴーちゃん」、独特の世界観で世の中を突き進む次女「テイ子」、4人家族のささやかな日常。
7月に発売された元阪神タイガース・藤川球児選手の奥様、藤川英子さんの著書「藤川家のごはん」(KADOKAWA)にてまんが制作を担当。
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