福岡市の隅っこで姉妹を育ててます!! Vol.18

福岡市の隅っこで姉妹を育ててます!! Vol.18

転勤族への洗礼

福岡市って転勤族が多い街ですよね。わが家の周囲にも、パパやママの転勤に伴って福岡に来たという家族がちらほらいます。

引っ越しってただでさえ慌ただしいものですが、これまで全く縁のなかった土地への引っ越しとなると、方言に違いがあってさらに大変ですよね。知っている単語だって、イントネーションが違うだけで聞き取れなかったりしますしね。


さて、福岡にも特徴的な方言がたくさんありますが、私が個人的に他の地方の方に注意喚起したいのは「なおす」「はわく」「からう」の“三大行き違いしがち”単語です。いずれも日常会話に頻出する言葉なので、福岡転勤が決まったら繰り返し発音して覚えるようにしてください。さあリピートアフターミー!!

以前、わが家の近所に住んでいた関東出身の友だち親子も、「からう」という言葉を全く知らなかったそうで…


子どもの入園前、既定のリュックの販売が行われた際に「みんな、このリュックをちゃんとからって来てね!」という先生の呼びかけが全く理解できず


何度も脳内で反芻して考えた結果、「一回洗って来てね」だろうと見当をつけたそうです。「なぜ新品のリュックを洗う必要があるのかわからないけれど、誰も何も言っていないし、福岡では当然洗うものなのかも」と解釈して、帰宅後すぐに丁寧に手洗いし、入園に臨んだのだとか。


真相がわかった時にはみんなで大笑いでした!
確かに知らないとわからないですよね、「からう」って。

学校の先生や役場の職員の方って、特に濃い方言を使う人が多いような気がします。親しみやすくて好感は持てますが、他の土地から来た人にとってはチンプンカンプンでしょうね…。

それにしても、ご近所さんたちと大声で笑い合えていた頃が懐かしい。
このコロナ禍の中で引っ越しをされる人は、知り合いもできにくいでしょうし、いつにも増して不安が大きいことと思います。引っ越し先が世界のどこでも、安心して地域の人と密に交流できる日々が早く戻りますように。

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福岡市の隅っこで暮らす「おかあちん/私」と「おとうちん」、素直でまっすぐな長女「ぴーちゃん」、独特の世界観で世の中を突き進む次女「テイ子」、4人家族のささやかな日常。
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