福岡市の隅っこで姉妹を育ててます！！ Vol.28

普段は学校給食のお世話になっているわが家の娘たちですが、遠足や校外学習の際には、お弁当の持参が必要になります。

しかし学校行事の中止・縮小が相次いだ昨年から、お弁当の日はゼロになっていました。保護者としてはラクなような、さみしいような。複雑な気持ちです。

ですが学校行事が徐々に戻ってきたこの秋、久しぶりに次女・テイ子のお弁当を用意する機会が巡ってきたのです！　リクエストは、好きなアニメのキャラ弁。こういうの本当に久しぶり。腕が鳴ります！

私、キャラ弁、結構上手なんですよ。きっと今回も、ハイパークオリティのキャラ弁が作れるはず！ お弁当箱のフタを開けて喜ぶ次女の顔が、目に見えるようです。

しかし、出来上がったお弁当はと言えば…

形はいびつ、海苔はふにゃふにゃ。下手くそ！ 大・大・大失敗です。
脳内でシミュレーションした時にはもっと上手にできたのに！
実際に試作してみればよかった…

無駄に自信があったので失敗するとは思わず、時間に余裕を持たせていなかったため、作り直しもできません。ああ、どうしよう。

心の中では、「久しぶりだったから」「そのキャラよく知らないから」なんて言い訳を並べながら、「テイ子ごめんね、ごめんね」と謝っていました。でも、今さら何もできない、もうしょうがない。

開き直って、

ドキドキしながら送り出しましたが、帰宅したテイ子の笑顔を見てホッとしました。「お弁当、おいしかった、かわいかった。ありがとう！」ですって。
よかった、刷り込みが効いた！

まず、「今年のクラスメイトと外でお弁当タイム」という初めてのシチュエーションで気分が盛り上がっていたところに、「お母さんのお墨付きの大成功お弁当」を食べるという行為自体がとても嬉しかったようで、お弁当の実際のクオリティは二の次だったようです。
苦手な野菜も完食してくれていました。

オーバーに大成功アピールしておいて、よかった！
　
私は普段、「ほかのお母さんみたいにちゃんとしないと」とハードルを高いところに設定しすぎて、うまくいかなかった時には否定的な発言をしてしまいがちなのですが、子どもの前では自虐は封印した方がうまく行くことが多いなと、改めて学びました。

でもやっぱり、ちゃんとかわいいお弁当を作れるようにもなりたいな。
精進します！