
福岡市の隅っこで姉妹を育ててます!! Vol.53
テイ子のハッピーお菓子作りライフ
お菓子作りにハマっている中2の次女・テイ子。週末になると本やネットをチェックして、気になったレシピをいろいろと試しています。
今や、ホールケーキやエクレア、マカロンなど手の込んだものもひとりで自作するようになりました!
どのスイーツもおいしいし見た目もかわいく仕上がっていて、なかなかの腕前です。

先日、私が半日留守にした日にも、なにやら「お友達にあげるお菓子を作る」と張り切っていたテイ子。いつも、たくさん作って私の分も取っておいてくれるので、おいしいお菓子への期待感とともに帰宅しました。
すると、玄関のドアを開けた瞬間にもう、焼き菓子のいい香りが!

何かができあがったタイミングだったのか、「今ちょうど、いいものがあるよ!」と私を呼ぶテイ子。

その日にどんなお菓子を作るのかは知らされていなかったので、香りから「焼き立てクッキー? ケーキ? それともマドレーヌかな?」なんて想像しながら近寄ってみる私。
しかし、「はい」と言って彼女が差し出したものを見て、びっくりしました!

完成したお菓子ではなく、生クリームの残りが付着した泡立て器だったんです!
そういえば娘たちがまだ小さかったころ、私も同じように余った生クリーム付きの泡立て器を与えていたっけ。長女も次女も、とてもうれしそうにペロペロなめていました。それが幸せな記憶として胸に焼きついているのでしょうか、成長した今も、彼女にとって“泡立て器なめ”は生クリームをホイップしたあとに発生する“お楽しみイベント”であるようです。
しかし、大の大人に、調理器具をなめることを勧めますかね、普通(笑)。

アラフィフと中学生が並んで泡立て器をペロペロなめる姿は、かなりシュールだったに違いありません…。
しかし、私が喜ぶと信じて疑わず、ニコニコと泡立て器を差し出したわが子がなんだかとってもかわいく思えました。
「すてきなお菓子を焼けるようになって、成長したな」と思っていたのですが、中学生ってやっぱりまだまだ、子どもですね。
ちなみにその日焼いていたのはガトーショコラでした。動画で見つけて作ってみたくなったそうです。夕食後、生クリームを添えてひと切れずつ出してくれましたが、さすがのできばえ。いつも「動画ばかり見て…」と小言を言ってしまう私ですが、動画視聴も悪いことばかりではないですね!
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福岡市の隅っこで暮らす「おかあちん/私」と「おとうちん」、素直でまっすぐな長女「ぴーちゃん」、独特の世界観で世の中を突き進む次女「テイ子」、4人家族のささやかな日常。おかあちんは広報誌などのライターとして活動する傍ら、時々コミックエッセイも制作。温泉ソムリエ認定あり。ブログにて中高生と一緒のくらしに役立つ情報も発信中!
「中学生・高校生のおうち学習ナビ ウチガク!」
https://uchigaku.jp