福岡市の隅っこで姉妹を育ててます！！ Vol.17

わが家で後々まで語り継がれることになる大事件、「体操服の悲劇」が勃発したのは、長女ぴーが小学校3年生だった頃のこと。

当時は、週末に持ち帰ったぴーの体操服セットを洗って袋に戻す作業は私が担当していたのですが、その日はうっかり紺のハーフパンツと間違えて「おとうちんのパンツ」を入れていたようなのです。OH！何たる大失敗！

しかし「間違えて入れていた」と言っても取り違えていたわけではなく、おとうちんのパンツと一緒に、ハーフパンツもちゃんと入れていたので、大きな支障はなかったはず。ですが、
「体育の授業はちゃんと受けられたんやし、よかったやん」となだめても
「でも、一度間違えて教室でみんなの前でパンツを出してしまったとよ。恥ずかしい！もう嫌だ」と、ぴー。

結局この事件以降は、間違いがないように体操服の準備は自分でしてくれるようになりました。結果オーライです！

その様子を見ていた次女テイ子も何かを学んだらしく、入学後には自分から進んで体操服の準備・確認をするようになり、今に至ります。

先日、ちょっとおっちょこちょいなママから「上の子と下の子の体操服を取り違えて子どもに文句を言われた」という“小学生のきょうだいを持つ母あるある”を聞いたのですが、ウチが今そういうトラブルと無縁なのは子どもたちが自分でしっかり確認してくれてるからだな、と改めて思い至りました。

ま、私が「ちょっと」どころではなく「並外れたおっちょこちょい」だから、逆に子どもがしっかり者になってくれたというだけなのですが…。

子どもたちには親のいいところは真似つつ、至らないところは反面教師として、たくましく育ってほしいな…なんて都合のいいことを考えながら、子育てに励んでおります。