けんちゃん先生のおやさい知恵袋[とうもろこし]

けんちゃん先生のおやさい知恵袋[とうもろこし]

管理栄養士のけんちゃん先生こと嘉村健志(かむらけんし)さんが、野菜の豆知識を教えてくれる「おやさい知恵袋」。今回は、「とうもろこし」についてあれこれ聞いてみました。
それでは、けんちゃん先生お願いしま~す!


はいは~い!
みなさん、こんにちは~♪ 前回の「ピーマン」編、参考になりました~?
見てない方は、こちらからチェック♥
さて、今回ご紹介するのは…

夏野菜の代表でもある「とうもろこし」。米、麦と並ぶ世界三大穀物のひとつで、世界中で、いろんな食べ方がされている食材です。日本で最もポピュラーなのは、甘みが強い「スイートコーン」。食物繊維がたっぷりで、栄養面でも優れた野菜なんですよ♪ 今回は、そんなとうもろこしの魅力を、余すところなくお伝えしちゃいます💛

とうもろこしの目利き

●ひげが多いものほど粒がたっぷり!

皮付きのとうもろこしは中が見えないので、粒が揃っているかどうか見た目じゃわかりませんよね。そこで注目なのが「ひげ」。実は、とうもろこしのひげの数と粒の数って、同じなんです。だから、ひげの数が多いものほど、粒がぎっしり詰まっているということなんですよね~(物知り♪)。また、ひげの色が濃い茶色のものほど、熟していて甘みがたっぷりなんですよ。

●朝採れのものほど、みずみずしくて甘みも強い

とうもろこしは、朝採れたてのものが、みずみずしくて甘みが強いのだとか。だから、農家さんも早朝に収穫するところが多いんですよ。近所のスーパーや農産物直売所で手に入るようなら、ぜひ、朝採れのものを💛 難しい場合は、皮付きのものを選ぶことをおススメします。皮付きの方が水分の蒸発を防ぐことができ、鮮度も保たれています♪

食物繊維がた~っぷり!

とうもろこしには、毎日の食生活で不足しがちな食物繊維がた~っぷり。レタスの約1.5倍もの食物繊維が含まれているんですよ。食物繊維は腸内環境を整えてくれるので、便秘の予防効果も期待できちゃいます♪

保存するなら「皮付き」のまま冷凍がおススメ!

とうもろこしは収穫後すぐに鮮度が落ちるので、できれば買ったその日のうちに食べることをおススメします。
保存する場合は、皮付きのままラップに包み、さらにポリ袋か冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。2カ月ほど保存がききますよ♪


\けんちゃん先生おすすめ/

『とうもろこしの皮付きレンチン♪』

〈材料〉 
・とうもろこし(皮付き)・・・1本

〈作り方〉
1. 皮を3~4枚ほど残し、電子レンジ(600W)で3~5分加熱します。
2. 加熱が終わったら皮をむき、塩やバターをかけて召し上がれ♪

profile

嘉村健志(かむらけんし)さん

嘉村健志(かむらけんし)さん

管理栄養士・料理研究家。「料理で色褪せない思い出を」をテーマに、福岡市と山口市で初心者向け料理教室を主宰。“けんちゃん先生”として、テレビ番組や食育イベントでも活躍している。
〈ホームページ〉
http://neowing-ht.com/
〈Instagram〉
https://www.instagram.com/kenshikamura/?hl=ja