![けんちゃん先生のおやさい知恵袋[パプリカ]](https://cdn.clipkit.co/tenants/765/articles/images/000/001/874/large/03920c73-578a-4915-a148-ce3aca284c00.jpg?1652166878)
けんちゃん先生のおやさい知恵袋[パプリカ]
管理栄養士のけんちゃん先生こと嘉村健志(かむらけんし)さんが、野菜の豆知識を教えてくれる「おやさい知恵袋」。今回は、「パプリカ」についてあれこれ聞いてみました。
それでは、けんちゃん先生お願いしま~す!
はいは~い!
みなさん、こんにちは~♪ 前回の「もやし」編、参考になりました~? 見てない方は、こちらからチェック♥
さて、今回ご紹介するのは…
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赤や黄色、緑など、彩り豊かで料理に華を添えてくれるパプリカ。見た目はピーマンに似ていますが、苦みが少なく肉厚で、ピーマンよりも栄養価が高いのが特徴です。今回は、ビタミンの王様とも言われるパプリカの魅力を余すところなくお伝えしちゃいます♥
パプリカの目利き
●色が全体的に濃く、肉厚なもの
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おいしいパプリカを選ぶときは、まず色!全体的に色が濃く、発色が良いものが新鮮と言えます。また、肉厚で弾力があるかどうかも目利きのポイント!表面がパンパンに張っているかどうか、やさしく触って確認してみてくださいね。
●表面にツヤがあり、ヘタが元気なもの
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表面にシワがあったり、ヘタが干からびているものは、鮮度が落ちている可能性があるのでご注意を。表面にツヤがあって、ヘタが元気なものを選ぶといいですよ♪
パプリカはビタミンCたっぷり♥
●いろんなビタミンをバランスよく
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パプリカは、ビタミンB群やビタミンC、ビタミンEなど、いろんな種類のビタミンをバランスよく含んでいる野菜です。赤や黄色など、色によってその栄養価は異なりますが、中でも赤パプリカに含まれるビタミンCはなんとレモンの1.7倍!(赤パプリカ170mg、レモン100mg)。ピーマンと比べると、その含有量は2倍以上とも言われています(すごい!)。
●そのほかにも、こんな栄養素が!
また、βカロテンを豊富に含んでいるのも特徴のひとつ。体内でビタミンAとして働くβカロテンは、皮膚を丈夫にし、免疫力の強化やアンチエイジングなど、美と健康を保つ働きがあると言われています(ステキ💛)。さらに食物繊維やミネラル、抗酸化物質もバランスよく含んでいるんです♪
縦切り+加熱で栄養価を守る
●切り方と調理法を工夫して栄養を逃さない!
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パプリカに含まれる豊富なビタミンCを余すことなく摂取するには、縦切りするのが正解!縦にカットすることで、細胞を壊すことなく、ビタミンCを守ることができるんです♪
また、栄養素を効率よく摂るなら加熱するのがおすすめ。熱に弱いビタミンCですが、パプリカに含まれるビタミンPが、加熱による酸化から守ってくれるので、栄養を逃がすことなく摂ることができます。
パプリカの上手な保存法
●乾燥を防ぎ、野菜室で保存
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パプリカにとって乾燥は大敵。何も対策をしないまま保存するとすぐに弾力がなくなってしまいます。乾燥から守るためには、水気をしっかり取り、キッチンペーパーなどに包んでからビニール袋に入れ、軽く口を閉じて保存を。完全に密閉せず少し空気が入るようにしておくことがポイントです。低温・高温を避けるために野菜室で保存しましょう。
パプリカのおいしい食べ方
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生でもおいしく食べられるパプリカ。特に、6月~9月にかけての旬の時期は、甘みがあってとってもジューシー♪シャキシャキ食感のたまねぎと一緒に薄くスライスして、お好みのドレッシングで召し上がれ~♥
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profile
![嘉村健志(かむらけんし)さん](https://cdn.clipkit.co/tenants/765/item_images/images/000/017/481/medium/94f60f78-dd9a-4fd0-99ba-f04630e5cd7e.jpg?1652056710)
嘉村健志(かむらけんし)さん
管理栄養士・料理研究家。「料理で色褪せない思い出を」をテーマに、福岡市と山口市で初心者向け料理教室を主宰。“けんちゃん先生”として、テレビ番組や食育イベントでも活躍している。
http://neowing-ht.com/
〈Instagram〉
https://www.instagram.com/kenshikamura/?hl=ja