初めてでも上手に作れる!飾り巻き寿司

初めてでも上手に作れる!飾り巻き寿司

食卓やお弁当に華やかさをプラスする「飾り巻き寿司」。子どもの日や行楽シーズンが続くこれからの季節に、みなさんも作ってみませんか?
今回は、飾り巻き寿司インストラクターの恵方マキさんに、初級編の「花」の作り方を教えていただきました。ぜひ挑戦してみてくださいね!

まずは材料と事前準備

【材料】 <1本分>
・寿司飯…250g(1合は約300g)
・おぼろ…20g
・チーズかまぼこ…長さ10㎝1本
・野沢菜漬け…長さ10㎝5本
・焼のり…半切3枚(うち半切2枚は、3分の1ずつ6枚に切っておく)
・いりごま…適量(お好みで)

作ってみよう!

【作り方】

1.  事前に色付けした寿司飯は5等分し、普通の寿司飯はうずらの卵大を取り分けておく(最後の調整に使います)。

2. 色付けした寿司飯1つを3分の1枚に切ったのりで棒状に巻く。5本分繰り返す。
どこで切っても同じ柄に見えるように、寿司飯はムラなく、同じ高さで広げるのがポイント!

3. (2)ののりがなじんだら、1本ずつ巻きすにのせて転がし、形を整える。

4. 片手に巻きすを広げ、チーズかまぼこを中心にして(3)の細巻き5本を花の形になるようにまとめる。転がしながらくぼみ5カ所に野沢菜漬けを1本ずつのせる。
具材をのせたら、全体を巻きすで包んで形を整えましょう!

5. のり半切1枚と3分の1枚をくっ付けて横長にし、右端4cmを残して寿司飯を均等に広げる。
★のりは米粒でくっ付けます(写真右)。

6.(5)にお好みでいりごまをふり、(4)の花を寿司飯の中央にのせる。

7.(6)を左右から包み込む。その際、寿司飯がつながらなければ(1)の調整用に取り分けていた寿司飯で間を埋めて仕上げる。

8.(7)ののりがなじんだら、酢水で濡らしたフキンで包丁を拭きながら、4等分にカットする。フキンで包丁を拭きながら、ひと切れを2、3回に分けてカットすると絵柄がきれいに出ます。  

9.「花」のできあがり!

「花」の作り方を覚えればアレンジも自在♪

A:とびこを加えて彩り華やかに♪
お祝い事のときなどは、いりごまをとびこに変えると、華やかさが増します。

B:具材で色と味を変化
おぼろの代わりに、寿司飯に玉子焼きを切るように混ぜれば、黄色い花に! 鮭フレークやふりかけなどを混ぜ込んでもきれいです。

C:小ぶりなサイズに
寿司飯を200gに減らし、野沢菜漬けも外せば、子どもが食べやすいサイズに仕上がります。

いかがでしたか?ぜひチャレンジしてみてくださいね!

profile

恵方(えほう)マキさん

恵方(えほう)マキさん

JSIA(寿司インストラクター協会)認定の飾り巻き寿司マスターインストラクター。飾り巻き寿司教室を多数開催する傍ら、「家族の喜ぶ顔が見たいから」とオリジナルの絵柄も日々考案中。