基本の「鶏そぼろ」を作ろう!第1話

基本の「鶏そぼろ」を作ろう!第1話

味のアクセントに、トッピングに、お弁当に。「いろいろな料理にサッと使えてとにかく便利」と、福岡で活躍している料理研究家・古川麻水(ふるかわあさみ)さんがすすめる「鶏そぼろ」。前回ご紹介した「塩きのこ」をはじめ、数々の作り置きレシピが好評の古川さん。ご自身も「冷蔵庫に常備している」という鶏そぼろの作り方やアレンジレシピを、2話にわたってご紹介します。

あらゆる料理にアレンジできる「鶏そぼろ」

鶏そぼろは、古川さんにとって常に欠かせない常備菜のひとつだそうです。

古川さん:
「鶏そぼろといえば、そぼろご飯用にみなさんもよく作っているのではないでしょうか。でも、鶏そぼろはご飯以外にもいろいろな料理に使えるので、私はいつも冷蔵庫にストックしています。
使う部位はお好みですが、モモ肉ならこってり、ムネ肉ならさっぱりとした味わいになります。脂身も旨味になるので、私はモモ肉を使うことが多いですね」

鶏肉はクセがないので料理に合わせやすい

古川さん:
「調味料の分量を好みで加減すれば、同じ作り方で豚肉や牛肉のミンチを使っても、もちろん合挽き肉でもOK。ただ、鶏肉はクセがないので料理に合わせやすく、どんな味にもなじみやすいんです。リーズナブルに買えるのもうれしいですね」
では、早速作り方をご紹介しましょう。

基本の鶏そぼろの材料

材料はいたってシンプル。下記の材料は、鶏そぼろとしてそのまま食べる場合は8人分くらい。この「基本の鶏そぼろ」をアレンジしていくので、多めに作っておきましょう。

【材料】
・鶏ミンチ…400g
・しょうゆ…大さじ3
・みりん…大さじ3
・砂糖…小さじ2
・酒…大さじ2
・おろし生姜…小さじ2

鶏そぼろの作り方

【作り方】
1. 材料をすべて鍋に入れて、よく混ぜる。
2. (1)を火にかけ、箸で混ぜながら火を通す。
3. 煮汁が少なくなったら完成。
4. 粗熱が取れたら、清潔な密閉容器に入れて冷蔵で保存してください。

炒め方で、パラパラにもジューシーにも

鶏そぼろを作る際のコツなどはあるのでしょうか?

古川さん:
「箸で混ぜ続けるとパラパラの仕上りに。あまり混ぜずに、火が通ってきたころに、ざっとほぐすように炒めると、ミンチの固まりが残り、ジューシーに仕上がります」

保存は冷蔵でも冷凍でも

鶏そぼろは、冷蔵でも冷凍でも保存できるのだそうです。

古川さん:
「粗熱をとって清潔な容器に入れ、冷蔵庫に保存すれば3〜4日はおいしくいただけます。冷凍の際は、密閉式のポリ袋に入れて空気を抜き、平らに形を整えてから冷凍庫へ。3週間を目安に食べきるようにしましょう」

甘辛い味がコクやアクセントに

古川さん:
「鶏そぼろは炒め物や麺類に、サラダに、冷ややっこにと、ジャンルを問わず何にでも使えます。甘辛い味がしっかりついていますので、いつもの一皿にコクを出したい時や味のアクセントが欲しい時などにパラパラッと加えてみてくださいね!」
難しいコツも必要なく、いつでも簡単に作れる鶏そぼろ。1度にたくさん作って、小分けして冷凍しておいてもよさそうですね。次回は基本の鶏そぼろを使ったアレンジレシピをご紹介します。
第2話はこちら

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古川麻水(ふるかわあさみ)さん

古川麻水(ふるかわあさみ)さん

料理研究家、フードコーディネーター、フードスタイリスト。株式会社アサソフラ代表取締役。福岡を中心にテレビや雑誌などで活躍する他、料理教室の開催や食の総合プロデュースなどにも幅広く携わる。
〈instagram〉https://www.instagram.com/asami_furukawa/?hl=ja