エフコープの平和のとりくみ
平和の大切さや尊さを、次代を担う子どもたちへ。
1945年8月6日、広島市に一発の原子爆弾が落とされました。
死者およそ14万人。街は、一瞬にして廃墟と化しました。
その3日後の1945年8月9日、再び原子爆弾が長崎市の上空でさく裂。原爆による爆風と熱線はありとあらゆるものを飲み込み、およそ7万人の尊い命を奪いました。
あの日から75年。原爆の、そして戦争の傷跡は、人々の心に今も深く刻まれています。その一方で、当時のことを語ることができる被爆者の方は年々少なくなり、被爆体験を継承していくことが難しくなっているのも事実です。
もう二度と、あの悲劇を繰り返さないために。
エフコープは、次代を担う子どもたちへ戦争の悲惨さや平和の大切さを伝えるさまざまなとりくみを行っています。被爆体験者の貴重な証言を書き起こして残す「聞き書き活動」も、その一つ。1994年から毎年、被爆体験証言集「つたえてください あしたへ……」を発行。これまでに、270名を超える被爆体験者の貴重な証言を残してきました。
今年はさらに、エフコープの組合員による朗読クラブ「たんぽぽのわたげ」と、エフコープと「災害発生時の相互協力に関する協定」を結んでいる筑紫女学園の学生が、被爆体験証言集に収められている証言を朗読。その様子を動画にして、被爆者の思いを後世に伝え広めていくとりくみを行っています。
私たちのくらしの中にある、何気ない毎日。その土台あるのは「平和」です。
お子さんと一緒に、平和の大切さや尊さに思いを馳せてみませんか?
◎ 被爆体験証言集「つたえてください あしたへ……」 朗読動画
「励ましの声に生かされて」/朗読「たんぽぽのわたげ」
「夢の中の私の家族」/朗読 筑紫女学園大学
エフコープ被爆体験証言朗読動画
出典: YouTube
「終わらぬ戦後 友への思い」/朗読 筑紫女学園大学
筑紫女学園大学の学生たちによるシナリオ朗読
出典: YouTube