【宗像市】道の駅からしゅっぱーつ!潮騒に包まれて絶景散歩「さつき松原遊歩道」

【宗像市】道の駅からしゅっぱーつ!潮騒に包まれて絶景散歩「さつき松原遊歩道」

宗像市の玄界灘沿いに広がる松林「さつき松原」一帯は、白い砂浜と青い海で知られる、県内指折りの景勝地。
「道の駅むなかた」北東のエリアには遊歩道も整備されていて、気軽に森林浴を楽しむことができます。コースは、初心者向けの「Aルート」から、上級者向けの「Cルート」まで計3通り。
今回はCHEER!daysの公式キャラクター、チアちゃん・デイズくんと一緒に遊歩道を歩いてみました!アクセス方法や駐車場情報なども併せて紹介します。

チアちゃん・デイズくんの紹介ページはこちら

【目次】
●「道の駅むなかた」を起点に、いざ出発
●まずは涼しい森の中をお散歩
●水路沿いのサイクリングロードへ
●砂浜区間では、沖ノ島が見えることも
●再び森の中へ。ゴールまでもう少し
●道の駅のごほうびグルメでひと息♪
●スポットデータ・子連れ情報
●アクセス

「道の駅むなかた」を起点に、いざ出発!

「さつき松原遊歩道」のスタート地点は、「道の駅むなかた」のすぐそば。エントランスには遊歩道マップが掲示されています。

マップには、「Aルート 0.5キロメートル(初級)」「Bルート 1.3キロメートル(中級)」「Cルート 2.5キロメートル(上級)」の表示が。今回挑戦するのは、このうち一番長いCルートです!

ルート上に添えられた「Very hard(ベリーハード)」のフキダシが気になるところですが……とにかく出発!

道の駅本館と、「宗像や」(正助ふるさと村アンテナショップ)などが入る別館の間を抜けて海の方へ進みます。

釣川の右岸を道路沿いにどんどん直進。右前方に広がるのが「さつき松原」に続く森です!少し進むと、「さつき松原遊歩道」スタート地点へと誘導する案内板も立っているので、迷うことはなさそうです。

まずは涼しい森の中をお散歩

A、B、Cコース共通のスタート地点がここ。さあ、探検の始まりです!

しばらく、森の中に延びる平坦な道が続きます。アップダウンはないので小さな子どもとの散策にぴったり。気持ちの良い木漏れ日に、思わず深呼吸。

道中、松ぼっくりや色鮮やかな落ち葉などが目を楽しませてくれます。
四季折々いつ訪れても、新しい発見がありそうですね。

スタートして5分ほどで、Aルートとの分岐ポイントに到達しました。

遊歩道はほぼ一本道のうえ、分岐にはこのように必ず案内板があるため、迷う心配はありません。

水路沿いのサイクリングロードへ

案内板に従ってB、Cルート共通の道をどんどん進むと、水路脇を走る舗装された道に出ました。水路の向こうにはのどかな風景が広がっています。
ここはサイクリングロードの一部。なんと、宗像から直方まで39キロメートルに渡って延びているのだそうです。
水路には魚がいっぱい泳いでいましたよ。

遊歩道は少しだけサイクリングロードと重なったあと、再び森の中へ。
サイクリングロード近くにB・Cルートの分岐点があります。付近には屋根のある東屋もありました。道の駅で買ったお弁当やパンを食べるのにうってつけのスポットです。ただし、ゴミは持ち帰りましょうね!

遊歩道脇には、ところどころにベンチもあります。疲れたら無理せず休憩しましょう。すでに、スタートしてから20分ほど経ちます。周囲には、松の木がちらほら見え隠れするようになってきました。さらに進むと、上り坂が現れました。坂の向こうからは、潮騒が聞こえてきます!

ドキドキしながら坂を登りきると……

白い砂浜の向こうに広がる青い玄界灘が目に飛び込んできました!

砂浜の区間では、沖ノ島が見えることも

見てください!この海の絶景を!

向かって右に地島、左に大島が見えます。2つの島の中間に世界遺産「沖ノ島」が見える日もあるのだとか。空気の澄んだ晴れた日にしか見えないので、沖ノ島めあての方は宗像市公式サイトに掲載されている「沖ノ島見えたカレンダー」を参考に、出掛けてくださいね。

アプリ「みちびき沖ノ島」を活用すれば、どこにいても沖ノ島の方角が特定できますよ。

砂浜に出てみると海風の強さを感じます。さつき松原のはじまりは、黒田長政公が防風林としてクロマツを植林したことにあるそうですが、松たちは今でも風から守ってくれているのだなと実感しました。

さらに看板に従って砂浜を歩いて南へと進みます。
ここからしばらくは、タウンシューズでは厳しい道のり。スニーカーは必須です。小さいお子さんが一緒の時には、しっかりと手をつないでくださいね。

「Very hard」とコースマップと書かれていただけあって、砂浜を歩くことで足腰が鍛えられそう。とはいえ、これだけの景勝地。「日本の白砂青松百選」にも選ばれているほどですから、頑張って歩く価値はあります!流木や貝もあちらこちらで見られました。

しばらく進むと、左手に浜から離れる道が現れました。
玄界灘に別れを告げて、森の中へ戻ります。

再び森の中へ。ゴールまでもう少し

坂を下ると、舗装された道に出ました。右手は福岡県立少年自然の家「玄海の家」の入り口です。案内板に従って直進し、再び松と雑木林の間に延びる道に分け入って森の中を進みます。

「ラスト150メートル」の案内板を発見!ゴールまであと少しです。早くも達成感が湧き上がります。

ゴールは、スタート地点のすぐ近くにありました。チアちゃんもデイズくんも、おつかれさまでした!

今回選んだCルートの場合、大人の足だと40分ほど、子連れでゆっくり散策すると1時間程度が一周の目安です。ダイナミックな海辺の道を通るコースはCルートだけで、小学生以上であればお子さんでも体力的に問題なく踏破できる印象ですので、天候がよく時間がある時には、ぜひCルートを選んでみてくださいね!

道の駅のごほうびグルメでひと息♪

体を動かした後は、お待ちかねのおやつタイム。「道の駅むなかた」物産直売所の人気商品を買い込んで、「宗像や」(正助ふるさと村アンテナショップ)2階の休憩所でいただきます!

甘さ控えめの「宗像さいだぁ」は、甘夏(300円)、塩(250円)、米粉(250円)、いちご(280円)の全4種で、素材はすべて宗像産。

「塩」は、昔ながらのサイダーに、あとから塩のうまみが追いかけてくる一品。「米粉」はサイダーなのにどこか和菓子の雰囲気を感じる、新感覚ドリンクでした。

アイスキャンデーのうち、右は「むなかた産 博多あまおう」 (250円)、左は「むなかた産 甘夏」(230円)。どちらも道の駅で開発した2022年秋の新商品で、ここでしか買えないのだとか。果肉感を感じるジューシーなキャンデーで、疲れを癒した後は、「道の駅むなかた」でショッピングを満喫!

九州トップクラスの売り上げを誇る道の駅だけあって、宗像の海の幸や山の幸を前にお財布の紐もゆるみっぱなし!お腹も心も大満足の1日でした!

施設詳細とアクセス方法はこちら

施設情報

道の駅むなかた

道の駅むなかた

福岡県宗像市江口1172
TEL:0940-62-2715
営業時間/9時〜17時(物産直売所)
休館日/毎月第4月曜、8月15〜17日、年末年始
駐車場/300台

◎多目的トイレ/あり
◎おむつ替えシート/あり
◎売店・飲⾷店/あり
◎トイレ横にはキッズスペースを備える休憩所「リリールーム」があります

※この情報は2022年10月時点のものです

リリールーム横の自動販売機ではオムツも売られているのでいざという時も安心です。