【発達・発育の悩み】離乳食を食べた後に下痢や便秘になることがあり心配です
5カ月を超えて離乳食を食べ始めたのですが、下痢や便秘になることがあり心配です。離乳食の内容に原因があるのでしょうか?離乳食で下痢や便秘になりやすい原因や傾向、予防策を教えてください。
便だけでなく赤ちゃんの様子を見ることが大事です
赤ちゃんの便の回数や性状はさまざまです。これが正解というものはありません。一日に5~6回のこともあれば、数日に1回のこともあります。また、性状もカレー汁のように柔らかいこともあれば硬さもさまざまで、色もだいだい色から黄褐色、緑がかったものまでいろいろあります。
一人の赤ちゃんが出す便も、月齢により違いますし、母乳、人工乳、混合栄養※で異なり、離乳食の初期、後期でずいぶん変化します。一般的には、離乳食が始まると、便の回数が減り、柔らかかった便が軟便、固形便に変化することが多いのですが、その逆のこともあります。
質問のように離乳食を与えるようになり、下痢や便秘になることがありますが、その違いの理由はよくわかっていません。しかし、その多くは生理的で正常で普通の範囲のことです。便の回数、性状に多少の変化があっても、赤ちゃんの機嫌がよく食欲もあって普通に眠れていて、吐いたり発熱がなく、体重の増加も順調であれば、心配することはありません。便だけでなく赤ちゃんの様子を見ることが大事です。
※乳児に母乳と人工乳の双方を与えること。
一人の赤ちゃんが出す便も、月齢により違いますし、母乳、人工乳、混合栄養※で異なり、離乳食の初期、後期でずいぶん変化します。一般的には、離乳食が始まると、便の回数が減り、柔らかかった便が軟便、固形便に変化することが多いのですが、その逆のこともあります。
質問のように離乳食を与えるようになり、下痢や便秘になることがありますが、その違いの理由はよくわかっていません。しかし、その多くは生理的で正常で普通の範囲のことです。便の回数、性状に多少の変化があっても、赤ちゃんの機嫌がよく食欲もあって普通に眠れていて、吐いたり発熱がなく、体重の増加も順調であれば、心配することはありません。便だけでなく赤ちゃんの様子を見ることが大事です。
※乳児に母乳と人工乳の双方を与えること。
お悩みに答えてくれたのは
profile
岡本 茂樹(おかもと しげき)先生
医療法人 おかもと小児科クリニック院長
1974年九州大学医学部を卒業後、国家公務員共済組合連合会千早病院小児科、沖縄県立八重山病院小児科、福岡徳洲会病院小児科勤務を経て、1995年12月、福岡市東区青葉にクリニックを開業。
専門医療は小児科一般、感染症、新生児医療、東洋医学(漢方診療)、アレルギー疾患(気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなど)。
2019年4月からは副院長と親子で診療を行っており、校医や園医も数多く務め、地域の小児医療に積極的にとりくんでいる。
・おかもと小児科クリニック
https://www.okamotokids-c.com/