【離乳食の悩み】鉄分を上手に離乳食に取り入れるためには?
鉄分を取り入れることが大切だとよく耳にしますが、なぜ鉄分を取り入れる必要があるのでしょうか?また、上手に鉄分を取り入れるためには、どうしたらいいのでしょうか?
ヘム鉄を意識して取り入れましょう
赤ちゃんは、お母さんのお腹にいる間に、体に必要な鉄を蓄えてから誕生します。しかし、母乳で育てている子の場合、鉄の蓄えである「貯蔵鉄」は次第に減っていき、生後6カ月を過ぎるころにはほぼ使い切ってしまいます。そのため、生後6カ月頃から鉄を積極的に補給していくことが大切です。
また、鉄分を取り入れた方がいいとされる理由は、貧血が脳細胞の機能を低下させ、鉄欠乏が続くと精神および運動発達が阻害される危険があるためです。鉄にはヘム鉄(動物性)と非ヘム鉄(植物性)の2種類があります。
体内での吸収率は、ヘム鉄で約25%、非ヘム鉄で約5%のため、ヘム鉄を意識的に取り入れていくと効率よく摂取できますよ。ヘム鉄を多く含む食材は、レバー、赤身の肉、赤身の魚(マグロやカツオ)などがあります。
離乳食メーカーから販売されているレバーペースト、オートミールや鉄強化のおやつ、ふりかけなどの活用もおすすめです。ただし、一つの食材に頼りすぎないように気をつけてくださいね。例えば、レバーばかり食べていると、ビタミンAの過剰摂取の恐れもあります。色々な食材からバランス良く摂ることを第一に考えましょう。
また、鉄分を取り入れた方がいいとされる理由は、貧血が脳細胞の機能を低下させ、鉄欠乏が続くと精神および運動発達が阻害される危険があるためです。鉄にはヘム鉄(動物性)と非ヘム鉄(植物性)の2種類があります。
体内での吸収率は、ヘム鉄で約25%、非ヘム鉄で約5%のため、ヘム鉄を意識的に取り入れていくと効率よく摂取できますよ。ヘム鉄を多く含む食材は、レバー、赤身の肉、赤身の魚(マグロやカツオ)などがあります。
離乳食メーカーから販売されているレバーペースト、オートミールや鉄強化のおやつ、ふりかけなどの活用もおすすめです。ただし、一つの食材に頼りすぎないように気をつけてくださいね。例えば、レバーばかり食べていると、ビタミンAの過剰摂取の恐れもあります。色々な食材からバランス良く摂ることを第一に考えましょう。
お悩みに答えてくれたのは
profile
宮﨑春香(みやざき はるか)さん
管理栄養士・離乳食アドバイザー
(フードスペシャリスト・ピンクリボンアドバイザー初級)
病院や福祉施設、調剤薬局で管理栄養士として勤務。管理栄養士研修の講師を始め、薬剤師と共同で地域貢献活動や講義活動も積極的に取り組んできた。
産休期間中に、離乳食アドバイザー、ピンクリボンアドバイザー初級の資格を取得。現在は、子育てに奮闘しながら離乳食・幼児食についてブログやInstagramで配信中。
<ブログ「こどもの食事と栄養のこと」>
https://suzu-mama.com/
<Instagram>
https://www.instagram.com/suzu_mama0117/