「はじめてばこ」に、「福岡に生まれてきてくれてありがとう」の気持ちを込めて

「はじめてばこ」に、「福岡に生まれてきてくれてありがとう」の気持ちを込めて

福岡に生まれてくる赤ちゃんとその家族に、「生まれてきてくれてありがとう」の気持ちを伝え、はじめての大切な思い出を残してもらう。そんな思いが込められた「はじめてばこ」は、テレビ西日本の開局60周年を記念して企画されたものです。エフコープは各ご家庭への配送を担当し、子育て支援の一つとして取り組んでいます。テレビ西日本の担当・牧尾結衣(まきおゆい)さんと、エフコープの担当・小金丸志穂(こがねまるしほ)に話を聞きました。

はじめてばこって?


――まずは「はじめてばこ」がどんなものかについて教えてください。


牧尾さん:
「2018年、TNC(テレビ西日本)は開局60周年を迎えることができました。いつも番組を見てくださっている視聴者をはじめ地域の方に何かお礼ができないかということで実施することにしたのが『はじめてばこ』です。広島や長崎などの系列局でも実施され、好評だったということもあり、福岡に生まれてくるお子さんたちを祝福して、子育てを応援しようという思いを込めて企画しました。福岡県内でお子さんが生まれた方で応募してくだった方に、こちらの箱にさまざまなプレゼントを詰めて無料でお届けするものです。
エフコープさんにもお話ししたところ、『一緒にやりましょう!』と快諾してくださいました」

小金丸:
「エフコープでも、福岡県で子育てをしている組合員をさまざまな形で支援していますから、『すごくいいとりくみだよね』ということになりまして。『はじめてばこ』をお届けする役割を担うことにしました」

牧尾さん:
「子育て支援というお話がありましたが、生まれてくるお子さんだけでなく、産後のおかあさんにも元気で過ごしていただきたいという思いもありまして。実は私自身、2歳の息子がいるんですが、はじめての子育てだったので、夜中の授乳をはじめ想像以上に肉体的・精神的な負担が大きくて。本当に“ボロボロ”の状態になっていました(笑)。そんな時に『はじめてばこ』が届いていたら、きっとうれしかったと思うんです。同じような思いをしているお母さんたちの気持ちを少しでも明るくできれば、という気持ちも込めています」

さまざまな「おめでとう」が詰まっています

写真上:「はじめてばこ」の中身の一例。お届けする商品は、時季によって中身は変わります。
写真下:エフコープからの贈り物である身長計。150cmまで測れます。


――「はじめてばこ」は結構大きいですよね。どのようなものが入っているのでしょうか?


牧尾さん:
「『はじめてばこ』には、たくさんの“おめでとう”や“生まれてきてくれてありがとう”の気持ちを込めた、企業や団体からのプレゼントが入っています。何が届くかは時季によって異なりますから、“届いてからのお楽しみ”ですね」

小金丸:
「エフコープから提供しているものは、子どもの成長が記録できる、かわいいイラスト付きの身長計です。私もお気に入りなんですよ。写真を貼ったりコメントも書き込んだりすることができるようにもなっています」

TNCで選曲・デザインした童謡カード。とってもかわいいデザインです。

牧尾さん:
「童謡の歌詞が書かれているカードも人気ですね。『パパに歌ってもらった』とか、『あらためて歌詞を読んで、意味が今になって理解できた』なんていううれしい感想も寄せていただいています。今後は、お母さんの癒やしになるようなものを加えるなど、中身をさらに充実させたいですね」

小金丸:
「配達する専任スタッフの中には子育てのベテランもいて、『はじめてばこ』をお渡しする時に育児のアドバイスをすることもあると聞いています。モノだけではなく、『おめでとう!』の気持ちも一緒に届けられるのがいいですね。
そうそう、『はじめてばこ』をお届けした方の中でご希望の方には、後日エフコープの『りんごのケーキ』か、おしり拭きにつけられる蓋『ビタット』とおしり拭きのセットのどちらかをお届けしています。こちらも好評なんですよ!」

箱のデザインにも、たくさんのこだわりが


――「はじめてばこ」には、とってもかわいいイラストが描かれていますが、何かこだわりがあるのですか?


牧尾さん:
「よく見ていただくとわかると思いますが、いちごのあまおうや辛子明太子、うぐいすや県花である梅、博多織にラーメン、ヤフオクドームといった、福岡を象徴するさまざまなものが絵柄のベースになっています。『はじめてばこ』を受け取った方が、それを見ただけで明るい気持ちになってもらえるようにと、デザイナーさんと何度も話し合いを重ねてようやく完成したものです」

小金丸:
「箱の中もカラフルに彩られていて、その真ん中にはキャンペーンロゴがあしらわれているんですよ」

思い出の品を大切にしまっておく

牧尾さんに、お子さんの記念の品として残していた物を入れていただきました。
箱がしっかり大きいので、帽子や薄いブランケットなども入ります。


――「はじめてばこ」は、品物を運ぶという手段以外にも、大切な役割があるそうですね。


牧尾さん:
「『はじめてばこ』は、プレゼントをお届けした後は、お子さんの思い出の品々を詰めて、タイムカプセルにしていただくという大切な目的もあります。例えばはじめてのおくるみやはじめての靴、はじめてのおもちゃとか…その子の“はじめて”をしまっておいて、いつの日か、親子で“はじめて”の思い出を語り合う。そんなふうに活用してほしいんです」

小金丸:
「だから、かなりしっかりした造りをしているんですよ。お届けする時にも『将来、そういう思い出話をしてくださいね』と、説明しています。“思ったよりも立派でかわいい。これならいろんなものを入れて、ずっと家の中に置いておくことができる”と言っていただくと、こちらまでうれしくなります」

子育てに少しでも余裕をもっていただくために


――「はじめてばこ」には、さまざまな思いが詰まっているんですね。多くの方にお届けしたいですね。


牧尾さん:
「子育ては本当に大変ですが、『はじめてばこ』をお届けすることで、少しほっとした気持ちになっていただけるといいなと思います。できれば今年だけの記念企画ではなく、これから10年、20年と続けたいですね。子どもたちはもちろん、はじめてママやパパになった人たちの応援になればと。街中で小さいお子さんを連れた、ちょっぴり疲れ気味のお母さんを見ると、『応募してくれたかな。教えてあげたい!』とついつい思ってしまいます(笑)」

小金丸:
「将来、私がママになったときにも、この企画が続いているといいですね。もらう人も、届ける人も、プレゼントを準備する企業の方々も、みんなが笑顔になれるとりくみだと思います。ぜひ、応募してくださいね! 配送している専任のスタッフも笑顔でお届けしますので」

みんなをハッピーに、そして笑顔にする“はじめてばこ”。お二人も、このとりくみに参加して「企画を考える側もとっても楽しい!」ということを何度も口にしていました。まだ、応募していない方はぜひご応募くださいね!そして、身近に赤ちゃんが生まれた方がいらっしゃったら、ぜひお知らせください。


◎「はじめてばこ」へのご応募はこちらから。