「液体ミルク」って、実際どうなの?

「液体ミルク」って、実際どうなの?

みなさん、「液体ミルク」をご存じですか?
液体ミルクとは、赤ちゃんがそのまま飲める乳児用のミルクのこと。厚生労働省の承認を受け、日本でもようやく製造・販売されるようになりました。

とはいえ、まだまだなじみの少ない液体ミルク。みなさんの中にも、「どんなものなの?」「粉ミルクとどう違うの?」「どんな時に使えるの?」といった疑問を持つ方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、液体ミルクがどのようなものなのかご紹介します。

「液体ミルク」って、何がいいの

液体ミルクの良さは、なんといっても「赤ちゃんにすぐ授乳できる」という手軽さです。水に溶かした状態になっているので、開けてそのまま哺乳瓶に移すだけ。粉ミルクのように、調乳する必要がありません。栄養成分も、国内メーカーの液体ミルクは、いずれも母乳に近いものになっています。

さらに、常温でそのまま飲ませることができるのも、液体ミルクの良さの一つ。すでに殺菌されているので、粉ミルクのように「温めて、人肌まで冷ます」という手間も要りません。

赤ちゃんが常温のミルクに慣れないうちは、哺乳瓶に入れて湯煎で人肌の温度まで温めてあげましょう。

「液体ミルク」はこんな時に便利!

災害時の備えとして

長期保存ができて、そのまま哺乳瓶に移すだけで授乳できる液体ミルク。日本で注目されるきっかけとなったのは、2016年の熊本地震でした。

避難生活を強いられたお母さんがストレスで母乳が出なくなったり、清潔な水やお湯が手に入らず、ミルクを作ることはおろか哺乳瓶の洗浄もままならなかったり。こうしたことから、国内メーカーが開発に着手。2018年の法改正で、国産の液体ミルクが販売できるようになりました。

小さなお子さんがいるご家庭では、「もしも!」の時のために液体ミルクを備蓄しておくことをおすすめします。

一方で、ミルク代がかさんでしまうことも…

いいことづくめのように見える液体ミルクですが、粉ミルクと比べて割高な点はデメリットと言えるかもしれません。

ヨーロッパやアメリカなどで多くの種類の液体ミルクが販売されていますが、一般的な粉ミルクの約2倍。日常使いすると、ミルク代がかさんでしまうことも…

また、一度開封したら保存がきかないので、飲み残した分は捨てないといけません。
経済的なことを考えると、「家では粉ミルク」「外出先や緊急時には液体ミルク」と使い分けるのがおすすめです。

「すくすくスマイル」でも取り扱っています!

エフコープの子育て世代向けカタログ「すくすくスマイル」でも、乳児用液体ミルク『アイクレオ 赤ちゃんミルク』『明治ほほえみ らくらくミルク』の取り扱いを始めました。

液体ミルクだととっても簡単!『アイクレオ 赤ちゃんミルク』の場合


実際に使っています!(利用者の声)

ミルクを冷ます間、お腹がすいて泣くことがありましたが、これはすぐに飲ませられるので、ついでに私もニコニコです!さささっと準備できるのが本当に助かりました。

最初は液体ミルクを使うことに抵抗がありましたが、いざ飲ませてみると、いつものミルクのようにゴクゴク飲みました。今までお出かけの時は水筒と粉ミルクが必要でしたが、これ1本あればOKなので、楽になりそうです♪


赤ちゃんにも、ママにもやさしい、液体ミルク。小さなお子さんがいらっしゃる方、一度試してみてはいかがですか。