みんなに聞きたい!~子育て中に言われて「うれしかった・救われた」言葉~

みんなに聞きたい!~子育て中に言われて「うれしかった・救われた」言葉~

子どもが生まれると、日々の子育てに追われて、思うようにいかないことも多くありますよね。
そんな中、ふとした一言に救われたり、うれしい気持ちになった経験はありませんか?
そこで今回は、CHEER!days読者アンケートに寄せられた、「子育て中に言われてうれしかった・救われた言葉」をご紹介します。日常のちょっとしたやさしさや共感の言葉が、子育て中のママ・パパにどれほど力をくれるのか、ぜひご覧ください。

夫や妻、両親から

・子どもたちの様子を見て「のびのびと、いろんなことを体験させてあげていて、いい育児をしている」と親に褒められたこと。
・常に夫が気にかけてくれていて「俺が休みの時くらい全部やるから」と言ってくれたことが本当にありがたかったです。
・妻から、「夜泣きの時も一緒に起きてくれてありがとう、家事もしてくれるから本当に心強いよ」と言われたこと。報われた気持ちになって、不安も疲れも和らぎ、もっと家族のために頑張ろうと思えた。双子ベビーを育てるために、パパ、もっと頑張るぞ!
・子どもが生まれてすぐ、病室に義母、叔母、祖母、従兄弟が面会に来てくれました。義母が娘を抱っこしてくれたとき、「あなたのためなら、私たちができることは何でもするからね。全力で守るからね」と言ってくれて、涙腺が崩壊しました。なのに、そんな素敵な空気の中で夫が「じゃあ、早速みなさん御祝儀の受付を始めまーす」と言い出し、全員の涙は引っ込み、笑いに変わりました(笑)
・最初は子育てに不慣れなパパだった自分。妻の真似をしたり、雑誌やインターネットで情報を集めたり、動画を見て勉強したりして、今では1人でなんでもできるようになりました。そして、妻から「いつもありがとう」と言ってもらえたとき、笑顔を見せながらも、心の中では涙が出ました。

子どもから

・2歳の娘のお世話で大変な時、小学6年生の息子が「ママ大丈夫?」と言って、お皿洗いを手伝ってくれたこと。
・子どもたちにキャラ弁を褒めてもらったとき。
・最近おしゃべりが上手になってきた息子が、私がなにか食べるたび、にこにこした顔で「まま、おいひい?」と聞いてくれるのがとっても幸せです。
・子どもが「ママ、いつもおいしいお料理、ありがとう!」と言ってくれた時はすごくうれしかったです。
・子どもが3人いますが、 やっぱり子どもたちからの「ママ、だいすき!!」がうれしい!

助産師さんや保育士さん、支援センターのスタッフさんなどから

・仕事復帰に向けて保育園を探していて、5カ所見学しました。なかなかいいところが見つからない中、面接してくださった先生から「お子さんのために5つも保育園を見学して探すなんて、素敵なママですね」と言われました。当たり前だと思っていたことが、子どものためになっていたんだと思えて、とてもうれしかったです。
・子どもの言葉が出るのが遅くて悩んでいたとき、保育園の先生が「この子は賢いから、言葉をよく聞いて吸収しているのよ」と言っていただき、救われました。そして、4歳を過ぎてぺらぺらと話し始めたとき、やはりたくさんの子どもを見てきた先生はすごいな、と改めて感心しました。
・児童館で「自分はダメなママな気がして…」と相談したところ、「ここに連れてきているだけでも、子どものことを考えている証拠ですよ。すごいことです!」と言われ、とても救われました。
・先日、福岡市の制度を利用して産後ケアに行きました。そこで助産師さんに「頑張ってるね。しっかりママを理解して反応しているよ」と言っていただきました。育児は当たり前のことですが、それでもこうして言葉にして伝えてもらえると、とてもうれしかったです。
・子育て中にメンタルが落ち込んでいたとき、子育て支援センターのスタッフさんが元気よく私と子どもに話しかけてくださいました。その時に「私も1人目のときは落ち込んだよー」と、自分の体験談をしてくださいました。「こんなに元気で子どもが大好きな人でもつらかったんだ」と思い、私ももう少ししたら力が抜けて楽になれるのかな、と希望がわいてきました。私の気持ちに寄り添って話してくださったのだな、と温かい気持ちになれました。

街の人や店員さんから

・もともと、娘は471gという小ささで生まれました。毎日「どうにか大きくなってほしい」「元気でいてほしい」と心配ばかりでした。そんなとき、近所の方や子育て支援センターの方が会うたびに「とてもかわいいね」「よくここまで大きくなったね。この子の生きる力とがんばり、ママのがんばりだね」と、たくさん褒めてくださり、どこに行っても愛されていることを感じ、泣きそうになりました。今では娘も無事に1歳10カ月まで成長し、元気いっぱいでやんちゃさんです。それでも、最初の頃のことを振り返ると、周りの人の言葉や助けがあってここまでこられたんだなと実感します。子育ては一人じゃなく、周りの支えがあってこそだと、改めて感じています。
・外で子どもを追いかけ回して大変な様子の私を見て、同じマンションの住人の方が「子どもは宝物だね。お母さんもお子さんも、熱中症にならないように気をつけてね」と、やさしい言葉をかけてくれました。なんだか、とても救われた気がしました。
・アレルギーがある娘は、いつも食べるのを嫌がってグズグズするので、レストランなどでは困っていました。
そんなとき、明るい店員さんに「お腹が空いたら嫌でも食べるから大丈夫!」と励まされました。とてもうれしかったし、いろいろと悩まなくなりました。
・産後、初めてコーヒーチェーン店でテイクアウトをしたとき、抱っこしていた娘を見て「見ているだけで涙が出そうです。かわいいですね〜」と言われ、親切に対応していただきました。みんなこうやって育児を頑張ってきたんだろうなぁと感じ、私もまた頑張ろうと思いました。
・ベビーカーで散歩していると、おじいちゃんやおばあちゃんがよく話しかけてくれます。それだけでなく、若い方(学生さんや20代の方など)も時々声をかけてくれて、「かわいいですね」と言ってもらえることがあります。また、ごくわずかですが、小学生もたまに話しかけてくれることも。私自身、そうやって自分から話しかける勇気はなかなかないので、すごく感心してしまいます。毎回、とてもうれしいです。

ママ友から

・初めての育児で右も左も分からないとき、同じく初めて育児をしているママ友から「わかる!私も、私だけかと思ってた!」と共感してもらえるだけで救われました。何かアドバイスをもらうわけではなく、「あるある!わかる!うちも!」という言葉だけで十分うれしいです。
・うちの子は場所見知りや人見知りがひどく、音にも敏感な繊細さんだったので、外に出ると大泣きすることがほとんどでした。周りの子はお利口なのに…と悩むこともありましたが、ママ友に「それだけ違いが分かるってことは、かしこいね。そしてママが大好きなんだよね」と言われ、「我が子のありのままを愛そう」と気づきました。
・下の子が生まれたとき、上の子が通う保育園のママに「無理してない?大丈夫?いつでも頼ってね」と言われたことがあります。その言葉に、思わず涙が出そうになりました。

他にこんな素敵な言葉も

・幼稚園の役員に誘われた時。「一緒にやってみませんか?」と誘っていただき、一歩踏み出せた気がします。声をかけてもらわなかったら、たぶん活動していなかったと思います。準備など大変ですが、役員のママさんと話す機会ができて、また子ども達の園での様子も見ることができて、うれしいです。
・重症心身障害の長男の子育て。忙しいけどかわいいばかりで大変とは思っていないのに「大変ねぇ」「かわいそうねぇ」と声をかけられ、それを聞く次男と三男は「うちは大変でかわいそうなんだ」と感じるのが嫌で嫌で。そんな中「ご立派ですね」と声をかけられ、とても誇らしくうれしかったです。次男と三男も「母さん立派だね」とうれしそうにしていました。
・乳幼児OKの演奏会に行ったとき、3歳の息子が「帰りたい」と大泣きしてしまいました。ホールを出ようとしたその時、指揮者の方が舞台の上から「帰らなくていいですよ」と声をかけてくださり、さらに「みなさんも最初は子どもだったんです。泣き声も演奏会の一部と考えていますから」と言ってくださいました。コンサートマスターの若い女性の方も笑顔で頷いてくださって、思わず涙が出そうになりました。
そして、演奏が終わったあと、舞台から演奏者の方がダッシュで息子のもとへ駆け寄り、「最後までいてくれたんやね、ありがとう」と息子の頭をやさしく撫でて、再び舞台に戻られました。「息子と一緒にこの演奏会に来て本当によかった」と心から思いました。

いかがでしたか?
アンケートを通して、子育て中のちょっとしたひと言や共感の言葉にどれだけ救われているかが伝わってきましたね。日常の中で、周りの人や子どもたちにやさしい言葉をそっとかけるだけでも、誰かの心を支える力になるかもしれません。
※下記の『みんなの感想』では、あなたが子育て中に言われてうれしかった・救われた言葉のエピソードもぜひ教えてください。

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