子どものスキンケア③

子どものスキンケア③

子どものスキンケアのコツ

毎日のスキンケアタイムは、保護者と赤ちゃんが向き合って過ごせる貴重なひととき。笑顔で話しかけながら優しくマッサージをしてあげると、きっと、楽しい時間だと感じてもらえるはずです。少し大きくなり「自分でやりたい」という気持ちが芽生えてきたら、本人に任せてしまっていいと思います。ただ、細かい部分の洗い忘れや塗り忘れはどうしても出てくるので、大人のサポートや確認は欠かせません。その際に大切なのは「褒めること」。スキンシップを取りながらしっかりと褒め、自信を持ってもらうことで、スキンケアの習慣付けにつながりますよ。

子どものスキンケアQ&A

子どものスキンケアに関する疑問・質問に答えます!

Q.子どもの肌に大人と同じ製品を使っても大丈夫?
A. 子ども用の製品をおすすめします。

また、子どもの肌はデリケートですから、製品によっては香料や着色料などの成分が刺激となってしまい、肌トラブルが起きる場合もあります。なお、子ども・大人どちらにも使えると明記されている低刺激・高保湿の製品なら、基本的に問題ありません。
※「子ども用の製品」「低刺激」はメーカーによって定義が異なります。ナリス化粧品では「アレルギーテスト」「スティンギング(感覚刺激)テスト」「パッチテスト」の3項目をクリアした製品を低刺激製品と呼んでいます。

Q.顔と体、同じ保湿剤でケアをしてもいい?
A.「顔用」の製品を体に使用することは問題ありません。

ただ、体に使用した時に伸びの悪さを感じて使いにくい可能性があります。本人の肌の様子を見て、合わないと判断したら使用を控えましょう。なお、顔の皮膚は体に比べて薄いため、「体用」の製品を顔に使うことは肌トラブルの元となる可能性があるため、おすすめしません。


Q.汗でベタつく…夏でも保湿は必要?

A.子どもの肌は乾燥しているため、季節に関わらず、1年を通して保湿をすることをおすすめします。
ベタつきが気になるようなら、クリームやオイルは避け、ジェルやローションタイプなど、さらっとした塗り心地の製品を選んでみてはいかがでしょうか。

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久保 美月(くぼ みづき)さん

久保 美月(くぼ みづき)さん

株式会社ナリス化粧品入社4年目。工場にて 化粧品の製造業務、一般小売の販促業務を経て、現在はコープ事業部九州営業を担当。