夏休みをおいしく過ごそう 簡単!ランチレシピ 2〈ごはん&パン編〉

夏休みをおいしく過ごそう 簡単!ランチレシピ 2〈ごはん&パン編〉

夏休みのランチ作りでお悩みの方のために、料理家の広沢京子さんから簡単ランチレシピを教えていただきました。1回目は麺を使ったレシピをご紹介しましたが、2回目となる今回は、ごはんとパンを使ったレシピをご紹介! ぜひ作ってみてくださいね!

★夏休みをおいしく過ごそう 簡単!ランチレシピ 1〈麺料理編〉はこちら


さば飯丼

さばを焼けばすぐに作れる簡単丼です。たまねぎはお好みで。大人用には生姜を千切りにしてのせるのもオススメです。

【材料】2人分
・コープの「骨取りさばフィーレ」…1枚
・きゅうり…1/3本
・塩…少々
・たまねぎ…1/4個
・白いりごま…少々
・ごはん…適量

【作り方】
1. 解凍した骨取りさばフィーレを焼いてほぐす。
2. きゅうりは薄い輪切りにし、塩揉みして水気を絞る。たまねぎは薄切りにし、水にさらしてよく水気を絞る。
3. 器にごはんを盛り、(1)と(2)をのせ、白いりごまを散らす。


牛肉とナムルの丼

ねぎの甘みが出るので、白ねぎと牛肉は一緒に煮て。ナムルにごぼうやほうれん草を加えるのもおすすめです。

【材料】2人分
・牛肉…100g
・白ねぎ…1/2本
・ごはん…適量
・人参…1/2本(110g)
・もやし…1/2パック(100g)
・万能ねぎ…1本

〈A〉
・しょうゆ、みりん、砂糖、水…各大さじ1

〈B〉
・にんにく…1/2かけ
・塩…小さじ1/4
・白いりごま…小さじ1
・しょうゆ…小さじ1
・ごま油…小さじ2

【作り方】
1. 鍋に〈A〉を入れ、細切りにした牛肉、斜め薄切りにした白ねぎを加え、中弱火で煮る。
2. 別の鍋に湯を沸かし、もやしはさっとくぐらせて、同じ湯で千切りにした人参を3分ゆでる。ザルに上げてボウルに入れ、〈B〉を加えてよくあえて、ナムルを作る。
3. 器にごはんを盛り、(1)と(2)を半分ずつのせて、万能ねぎを斜め小口切りにして散らす。


簡単ドライカレー

じゃがいもは小さく切ったほうが、火が通りやすいです。大人用は仕上げにこしょうを掛けると、味が締まります。

【材料】2人分
・たまねぎ…1/2個
・合挽ミンチ…120g
・じゃがいも…1個
・にんにく…1/4かけ
・ミニとまと…8個
・中濃ソース…大さじ1
・カレー粉…小さじ1
・水…50㎖
・バター…10g
・塩…適宜
・サラダ油…小さじ2
・ごはん…適量
・パセリ…少々

【作り方】
1. たまねぎとにんにくはみじん切り、じゃがいもは1cm角に、ミニとまとは半分に切る。
2. 鍋(厚めの鍋が良い)にバターと油を熱し、にんにくとたまねぎを炒め、合挽ミンチ、じゃがいも、塩少々を加えて炒める。さらに、ミニとまと、カレー粉、ソース、水を加え、中火で炒め煮にする。水分がなくなってきたら味を見て塩で調える。
3. 器にごはんを盛り、(2)を掛ける。パセリのみじん切りを振り掛ける。


のりサンド

焼きのりは、パンより小さめに切ると、巻いた時に飛び出しません。きゅうりの薄切りはスライサーを活用して。

【材料】2人分
・サンドイッチ用食パン…6枚
・焼きのり…1枚
・きゅうり…1本
・コープの「鮭フレーク」…大さじ5
・マヨネーズ…大さじ2

【作り方】
1. 鮭フレークとマヨネーズを混ぜ合わせる。きゅうりは半分に切り、縦に薄切りにする。焼きのりはパンより小さめに切っておく。
2. ラップを敷いてその上にパンをのせ、その上に鮭フレークを薄く伸ばし、焼きのりをパンの手前側に(巻き終わりの方が少し空くように)のせる。さらにきゅうりを重ねながら縦向きに並べる。
3. 手前からくるっと丸めてラップでしっかり止め、好みの大きさにラップごと切る。


オムレツたまごサンド

ゆでたまごで作るより手早くできます。パンは6枚〜8枚切りがオススメ。大人用にはマスタードを加えて。

【材料】2人分
・食パン(6枚または8枚切り)…4枚
・産直白たまご…4個
・塩…少々
・牛乳…小さじ2
・バター…20g
・マヨネーズ…小さじ2

【作り方】
1. パンはトーストする。たまごは2つの器に2個ずつ(1人分)割って溶きほぐし、それぞれに牛乳小さじ1と塩を加えて混ぜておく。
2. フライパンにバター半量を熱し、ほぼ溶けたところにたまご(2個分)を一気に加え、フライパンを動かしながら円を描くように箸を動かし、半熟状になってきたら寄せ集めてオムレツ状に焼く。残りのたまごも同様に焼く。
3. パンにマヨネーズを薄く塗り、(2)を1人分ずつのせて挟む。

★ここがポイント! たまごは1人分ずつ焼いたほうが、火の通りを加減しやすく、手早く簡単に作れます。


ピタパンサンド

鶏ささみは水から入れ、沸騰したら火を止め、余熱で火を通すのがやわらかく仕上げるコツ。パンは、食パンやホットドッグ用でもOKです。

【材料】2人分
・ピタパン…2枚
・生姜 薄切り…2枚
・鶏ささみ…2本
・アスパラガス…2本
・スナップえんどう…4本
・レタス…適宜

〈A〉
・マヨネーズ…大さじ1
・ねりごま…小さじ1
・塩…少々

【作り方】
1. 鍋に生姜の薄切り、鶏ささみ、塩少々(分量外)を入れ、ひたひたの水を入れて弱火にかける。沸騰したら火を止め、10分ほどおいて余熱で火を通す。
2. お湯は捨てずに鶏ささみを取り出し、手で裂いて〈A〉とあえる。(1)の鍋を再度沸かしてアスパラガス、スナップえんどうをゆでる。
3. ピタパンを温めて半分に切り、レタス、あえた鶏ささみ、アスパラガス、スナップえんどうを挟む。

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広沢京子(ひろさわきょうこ)さん

広沢京子(ひろさわきょうこ)さん

料理家。千葉県出身。フードスタイリストのアシスタントを経て独立。2009年より活動の拠点を福岡へ移し、レシピ制作、スタイリング、イベント、飲食店のプロデュースなどを幅広く手がける。生産者と家庭の食卓をつなぐ活動に力を入れている。著書に『家だから、いっぱい野菜』(幻冬舎)、『こうかん、ぶつぶつ』(millebooks)など。
HP:https://cookluck.com