福岡市の隅っこで姉妹を育ててます!! Vol.41
令和の女子中学生の生態
わが家の長女・ぴーは、この春から中学3年生。時が経つのがなんて早いことか…!
今彼女が頑張っているものは、運動系の部活と勉強、趣味のお絵描き、それから「オシャレ」です。
毎朝早く起き、10分ほどかけてヘアアイロンで髪をストレートにしたあとは、日焼け止めを全身に塗って、ニコニコ登校しています。
親としては「部活や塾で毎日ヘトヘトなんだから、オシャレをする時間があるくらいなら、少しでも長く眠ればいいのに」と、心配半分、あきれ半分で眺めています。ですが、オシャレをして登校することで学校で過ごす時間が少しでも楽しいものになるのなら、それもいいかなと思う気持ちもあり大目に見てきました。
しかし最近は、ぴーのオシャレ心がさらにエスカレートしてきてまして…
しれーっと、私がたまのぜいたくとして少しずつ使っている目元シートマスクを貼りながら、「カラコン(カラーコンタクトレンズ)買って、みんなしてる!」だの、「インスタで見たこのコスメが欲しい」だの、おねだりしてくるんですよ!
いくら何でも度が過ぎてないかい? 今の女子中学生ってみんなこんなふうなのかな?
私がぴーくらいの年頃だった平成初期を振り返ってみると、当時の中学生ってもっと素朴だった気がします。
子どもが夏に日焼けするのは当たり前で、私も髪の毛の分け目まで真っ赤に焼けてました。肩や腕なんかは、ひと夏に数度は皮がむけていましたし。
まあ、私が片田舎の出身なのに対し、ぴーは福岡市内で育った都会っ子なので、時代だけでなく地域性も関係しているとは思いますが、それにしても、カラコンやシートマスクはまだ早いんじゃないか??
令和の現在では、カラコン、縮毛矯正、アイプチ、脱毛、美容整形などなど、親世代の若いころには考えられなかったオシャレの選択肢がぞくぞくと登場していて、「何をヨシとして何をダメとするか?」、悩んでしまいます。正解がないだけに、家庭ごとのルールを作っていくしかないのでしょうね。
いまのところわが家では「カラコンやピアスのように、体に負担がかかりそうなオシャレは成人するまでダメ。成人後に自分の判断でやるのは構わないけど、お金は出さんぞ!」と言い渡しています。
でも個人的には、子どもも、年齢相応のルールの範囲内でオシャレのテクニックやセンスを磨くのはいいことなんじゃないかな?と感じています。なりたい自分になれるようチャレンジすることで自己表現力も備わり、成長する部分もあるんじゃないでしょうか。
やり過ぎない程度に、そしてお金をかけず(ここ重要)、オシャレを楽しんでほしいです。
profile
福岡市の隅っこで暮らす「おかあちん/私」と「おとうちん」、素直でまっすぐな長女「ぴーちゃん」、独特の世界観で世の中を突き進む次女「テイ子」、4人家族のささやかな日常。おかあちんは広報誌などのライターとして活動する傍ら、時々コミックエッセイも制作。温泉ソムリエ認定あり。
インスタグラム・ツイッターでイラスト日記配信中。
【instagram】 https://www.instagram.com/nickey_nic/
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