いつもの食卓で楽しく♪けんちゃん先生の「難しくない」食育③

いつもの食卓で楽しく♪けんちゃん先生の「難しくない」食育③

「けんちゃん先生のおやさい知恵袋」でもおなじみの、管理栄養士・嘉村健志(かむらけんし)さんが教えてくれる、「難しくない」食育のお話。
ラストの今回は、親子でチャレンジ!「味覚リセット」について教えていただきました!!

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「味覚の発達は幼児期がカギ!」はこちら


家庭で薄味や自然な素材に気を付けていても、成長とともにジャンクフードや合成甘味料などを口にする機会が増えてきてしまうものです。
そこで定期的に行うとよいのが、濃い味の食事を控えて、舌の繊細な感覚を取り戻す「味覚リセット」。
ぜひ、親子でチャレンジしてみてください♪

「何もかけないデー」をつくる

まずは普段かけているソース、マヨネーズなどを少し控えることから始めてみましょう。
豆腐や納豆も、しょうゆやタレをかけずにそのまま食べてみてください。かむほどに豆の豊かな風味が感じられて、お子さんも驚くと思いますよ~!

きちんと「だし」をとる

味覚リセットに有効なのは、自然の味。お味噌汁などのだしは、昆布やかつおぶしを使ってとってみてください。だしのおいしさは和食の基本。
きちんととっただしには、グルタミン酸やイノシン酸など天然の旨味成分がたっぷり含まれているんですよ~

四季折々の旬を味わう

旬のものは甘味や旨味が濃いため、余計な味付けをしなくてもそれだけでおいしく味わえます。
春は新茶、秋は新米、冬は脂ののった魚など、四季折々の素材が食卓に並べば、会話も弾みますよ♪

お茶の「五味」で刺激する

急須で淹れたお茶には「甘味」「旨味」「酸味」「苦味」「塩味」といった五味がすべて含まれるため、味蕾(みらい)※が刺激されます。
お子さんは少量でOK!時間のある日は、お茶の淹れ方も教えながら、食後の一服を楽しみましょう!!
※舌や口内にある五味を感じる器官


味覚リセットは、いつ、どのくらいの期間ですればいいという決まりはありません。
「濃い味が続いたな」と感じたら、気軽に実践してみてください。
おやつの代わりに、バナナやとまと、きゅうりなどをそのまま食べさせるだけでも、ちょっとした味覚リセットになりますよ。​

profile

嘉村健志(かむらけんし)さん

管理栄養士・料理研究家。「料理で色褪せない思い出を」をテーマに、料理教室を主宰。“けんちゃん先生”として、テレビ番組や食育イベントでも活躍している。
HP:http://neowing-ht.com/
Instagram:https://www.instagram.com/kenshikamura/?hl=ja