読み聞かせのススメ第３話：年齢別オススメの絵本

絵本講師の坂本律子さんに第1話で読み聞かせの良さを、第2話で読み聞かせのコツを伺ってきた「読み聞かせのススメ」。第3話になる今回は、年齢に合わせたオススメの絵本を教えていただきました。目安の年齢は表示していますが、誰が読んでも楽しいものばかりですよ。ぜひ、お子さんと一緒に絵本の世界を楽しんでください！

『プアー』
［作・絵］ 長 新太（ちょう　しんた）　
［仕上げ］ 和田 誠（わだ　まこと）
［出版］福音館書店（ふくいんかんしょてん）

坂本さん：
「気持ちの良いリズムの言葉が続き、赤ちゃんが大喜びします。読んでいる親も思わず笑ってしまう絵本です」

『あおくんときいろちゃん』
［作］ レオ・レオーニ　
［訳］ 藤田 圭雄（ふじた　たまお）
［出版］至光社（しこうしゃ）

坂本さん：
「友だちや家族の物語が、カラフルな色紙で夢のように描かれる作品。温かく幸せな気持ちになります」

『たろうのひっこし』
［作］ 村山 桂子（むらやま　けいこ）　
［絵］ 堀内 誠一（ほりうち　せいいち）
［出版］福音館書店

坂本さん：
「カーペットを敷くと、あっという間にいろいろな場所が素敵なお部屋に大変身! 心踊る一冊です」

『みんなそれぞれ』
［作・絵］ tupera tupera（ツペラツペラ）
［出版］PHP研究所

坂本さん：
「歩く、飛ぶ、迷う…。たくさんのキャラクターがユーモアたっぷりに動きます。一度読むとハマりますよ！」

『５ひきのすてきなねずみ　ひっこしだいさくせん』
［作］ たしろちさと
［出版］ほるぷ出版

坂本さん：
「ねずみたちが廃材を工夫して、おうちを造ります。この廃材があんなものに!? 親子で引き込まれます」

『このよでいちばんはやいのは』
［原作］ ロバート・フローマン　
［翻案］天野 祐吉（あまの　ゆうきち）
［絵］ あべ弘士（あべ　ひろし）　
［出版］福音館書店

坂本さん：
「『一番速いものって何だろう…』と楽しく読むうちに、いつの間にかとても大きな発見をする絵本です」



読んでみたい本はありましたか？絵本って本当にバラエティー豊かですね。お子さんと過ごすひと時に、気になる絵本をぜひ読んであげてください。

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