ギモンにお答え!商品Q&A(あまり使っていないゴム手袋に穴が!?)

ギモンにお答え!商品Q&A(あまり使っていないゴム手袋に穴が!?)

食品や日用品に関する素朴なギモン。くらしの中での“あるある”なギモンや質問に、博士がズバッとお答えします!

天然ゴムは、大気中に微量に含まれるオゾン※に触れると分子構造が壊されてもろくなり、下の写真のように亀裂やひび割れが生じたり、穴があいたりしてしまうことがあるんじゃ。

これは、放置していた輪ゴムが劣化して切れやすくなるのと同じような現象じゃな。
屋外や風通しのよいところにはオゾンが多い傾向にあって、天然ゴム手袋の保管場所にはあまり適しておらんのじゃ。場合によっては、1週間ほどでひび割れなどの劣化が生じてしまうこともあるほどじゃ。また、室内であっても、最近はオゾンを生成する機能が付いた電化製品(空気清浄機やエアコンなど)があるから、注意が必要じゃな。長期間使用しない場合は、ポリ袋などに入れて、空気に触れにくくしておくとよいぞ。

※オゾン(O₃)は酸素原子(O)によって構成された気体。微量ですが大気中に自然に存在し、大気を浄化する働き(脱臭・除菌)を持っています。

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