汗染みや、いや～なニオイとはスッキリおさらば！洗濯のコツ

衣類に付いた汗染みや気になるニオイ、諦めていませんか？コープの洗濯洗剤を製造する(株)コープクリーンと、日本生活協同組合連合会の担当者に洗濯のコツを教えてもらいました。

黄ばんでしまった汗染みには、漂白剤を試してみましょう。

●漂白剤の選び方
・白物には塩素系／色柄物には酸素系
塩素系漂白剤は、汚れを分解する漂白力が強く、繊維の色まで落としてしまうので、白物専用と考えましょう。
酸素系漂白剤は塩素系に比べると漂白力は劣りますが、衣類を傷つけず、汚れだけに働きかけることができます。

・使いやすい液体タイプ
直接衣類に塗る［ポイントケア］も簡単にできるのでオススメです。
＊粉末タイプの漂白剤は、液体タイプよりも漂白力が高いですが、毛や絹の衣類には使えないので注意しましょう。

●つけおきはぬるま湯で！
冷水よりもぬるま湯（約40℃位）の方が、漂白効果が高まります。
※つけおき時間：30分位～2時間未満

●［ポイントケア] をして、洗濯までに30分置きましょう！
衣類に漂白剤がより浸み込みます。
※［ポイントケア］で漂白剤を使用するときは、洗濯物全体の量を目安に塗ると、漂白剤の追加はなしでOK

雨の日の洗濯でついてしまったいや～なニオイなどには、天日干しを試してみましょう。天日干しのメリットは、洗濯物が早く乾くことと、除菌・消臭効果が期待できることです。直射日光と風を受ける天日干しは、雑菌の繁殖を抑えます。

天日干しをしても、洗濯物の間隔が狭いと風通しがよくありません。できるだけ間隔を広くとりましょう。また、物干し竿の中心には短いもの、両端に向けて長いものをかけていく 「アーチ干し」は風の通り道ができるのでオススメです。
※部屋干しで窓が1つしかない場合でも、窓の両サイドを開けると風通しがよくなります。

１． 洗剤を多く入れても汚れ落ちの効果は変わりません！
洗剤の使用量は記載されている目安を守って使いましょう。
●洗剤が少なすぎると、汚れ落ちが悪くなります。
●洗剤が多すぎると、すすぎが不十分になり溶け残りの原因になります。

２． 素材によって、水温を使い分けましょう！
水温が低いと、一般的には汚れ落ちは悪くなります。
●普段着洗い／20～40℃が理想的。
●毛(ウール)やおしゃれ着洗い／30℃以下。色落ちや風合いの低下・縮み防止になります。

・水温が低い冬場は、お風呂の残り湯を利用するなどし、温度を上げる工夫をしましょう。
・「洗い」は、お風呂の残り湯でOK！「すすぎ」は、水道水などきれいな水を使いましょう。

くらしの用途に合わせて使い分けてください。