教えて!ふくここ先生のCo 育て相談室「もうすぐ卒業やクラス替えの季節。子どもたちは内心ドキドキ!?」

教えて!ふくここ先生のCo 育て相談室「もうすぐ卒業やクラス替えの季節。子どもたちは内心ドキドキ!?」

大好きな福岡で、幸せな親子が増えることを願い子育て中のママやパパ、子どもたちをサポートしている「NPOふくおか子どものこころサポート研究所」(通称・ふくここ)に所属する公認心理師、臨床心理士、保健師がお届けする子育てコラム。子どもたちの心の変化や子育ての困りごとに役立つヒントをお伝えします!

もうすぐ卒業やクラス替えの季節。子どもたちは内心ドキドキ!?

一年って、本当に早いですね。まもなく卒業や進級など、子どもにとって環境が大きく変化する時期を迎えます。
卒業式や入学式などハレの行事も、「もうすぐ学校が、クラスが、変わるよ。大丈夫かな?」と予告されているような気がして、子どもたちは内心ドキドキしてるかも?!

「変化が苦手」な子は、「ゆっくり慣れるのが得意」なタイプかも

新しい環境に難なく馴染める子とそうでない子っていますよね。どちらが良い悪いではなく、もって生まれた性格なのだと思います。慣れるのに時間がかかる子は、ゆっくり慣れるのが「得意」なタイプかもしれません。
すぐに友だちが見つからなくても、新しい担任の先生に馴染めなくても、「ゆっくりで大丈夫よ」と伝えてあげてください。「本当に気の合うお友だちと出会える」「先生やクラスメイトの性格を考えて対応できる」など、親子で「ゆっくり馴染むことのメリット」を考えてリストアップするのも、安心材料になるでしょう。

●お腹が痛い、頭が痛い、朝起きられないのもストレスサインの一つ

悩みや不安な気持ちを言葉で表現するのが苦手な子どもは、体の痛みや行動で表すことがあります。理由は分からないけれど、学校に行こうとするとお腹が痛み出す、朝、急に起きられなくなるなど、症状はさまざま。無理にでも登校させた方がいいのか悩みますよね。
そんな時は、担任の先生や保健室の先生に、学校での子どもの様子を尋ねてみるといいですよ。学校では元気に過ごせているなら、朝はちょっとしんどくても、登校した方が気分の良い一日になるかも。送り出すときは、「お腹がずっと痛かったら、帰ってきていいよ」など、子どもが安心できる声掛けもしてあげましょう。

●子どもも大人も悩むのはだいたい人間関係…

昨年は新しいクラスですぐに友だちを作れた子でも、今年はなかなか新しいお友だちと出会えない…なんてこともあります。それを「挫折」と捉えるか、「こんな時もあるさ」と捉えるかで、心の負担は大きく変わります。周囲の大人が、これまでの人生経験から得た人間関係についての考え方を、子どもに伝えてあげることも、負担を軽くすることにつながりますよ。
具体的に悩んでいることがありそうなら、時間を作って子どもの話に耳を傾けてあげてください。子どもが打ち明けてくれた悩みに対して、「そんな些細なことで?」という表現は傷つけてしまうので封印を!小さな悩みこそ、小さいうちに解決したり乗り越えたりすることが大事です。今後の人生で生じてくるであろう、より大きな悩みや困難に向き合う力が養われていきます。

今回担当したふくここ先生は…
渋谷明子(臨床心理士/公認心理師)

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ふくおか子どものこころサポート研究所

ふくおか子どものこころサポート研究所

大好きな福岡で、幸せな親子が増えることを願いサポートしている専門家(公認心理師、臨床心理士、社会福祉士、保健師、絵本専門士、ヨガインストラクター)チームです。

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