意外と知らない野菜の保存方法〈葉菜・果菜類編〉
野菜をムダにしたくないけれど、日々忙しい中、いつの間にかダメにしてしまう…。
そんな経験ありませんか?
そんなとき、野菜の特長を生かした保存方法を知っていれば、
鮮度を長く保つことができ、おいしく使い切ることができます。
今回は葉菜・果菜類を賢く上手に使い切る方法をご紹介します!
※野菜の保存期間は、あくまで目安となる日数です。季節や環境によって異なりますので、野菜の様子を見ながら早めに使い切ってください。
葉菜類(葉物)
◎ 小松菜
冷蔵保存…水揚げ※して水気をよくふき、全体をキッチンペーパーで巻いてポリ袋に入れ、野菜室に立てて保存
※水揚げ(ボウルに水をはり洗った野菜の根元を30分程浸すこと)
【保存期間】 目安は1週間
冷凍保存…購入した日(新鮮なうちに)に熱湯で根元から入れて固ゆでにし、水気を軽く絞って4~5cm幅に切り、あまり重ならないように保存袋に入れて冷凍庫へ
【保存期間】目安は1カ月
【使い方】自然解凍でお浸し・サラダなど
または生のまま食べやすい長さに切り保存袋に入れて冷凍庫へ
【保存期間】目安は1カ月
【使い方】冷凍のまま、炒めもの全般(オイスター炒め・玉子とじなど)・スープなど
◎ キャベツ
冷蔵保存…芯をくりぬき、濡れたテッシュなどを詰め、新聞紙で包んでポリ袋に入れて野菜室に保存
【保存期間】目安は2週間
冷凍保存…生のまま用途別(ザク切り、千切り)に分けて保存袋に入れ、冷凍庫へ
【保存期間】目安は1カ月
【使い方】冷凍のまま、炒め物、スープ、コールスロー・みそ汁など
果菜類
◎ きゅうり
冷蔵保存…水気をふきとり、1本ずつキッチンペーパーで包みポリ袋に入れて野菜室にヘタを上にして立てて保存
【保存期間】 目安は1週間
冷凍保存…うす切りにして塩でもみ、さっと水で洗って軽く絞り、小分けしてラップに包み、保存袋に入れて冷凍
【保存期間】目安は2週間
【使い方】サラダ・混ぜ寿司・酢の物・あえものなど
◎ ピーマン
冷蔵保存…水気を嫌うので1個ずつキッチンペーパーに包んでポリ袋に入れて野菜室で保管。使いかけは、種とワタをとりラップに包んで2〜3日以内に使い切る
【保存期間】 目安は2週間
冷凍保存…生のまま細切りにして小分けし、ラップに包んで保存袋に入れて冷凍
【保存期間】目安は1カ月
【使い方】炒めもの全般
◎ なす
冷蔵保存…低い温度に弱いので1本ずつキッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れて口を閉じて、野菜室に立てて保存
【保存期間】 目安は1週間
冷凍保存…輪切りや縦長に切り、油でサッと炒めて粗熱をとり、保存袋に入れて冷凍
【保存期間】目安は1カ月
【使い方】炒めもの・重ね焼き・麻婆なすなど