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プロ技で洗濯効果がぐ~んとアップ!
みなさんは、洗剤や漂白剤の成分・効果をしっかり理解していますか? 今回は、ちょっとした知識で洗濯の効果を最大限に引き出すプロ技をクリーニング師の福留裕司(ふくどめゆうじ)さんに教えていただきました。
洗剤の選び方
パッケージ裏面にある成分表示をチェックして、上手に使い分けましょう。
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皮脂汚れ・油汚れ・食べこぼしなど衣類に付く汚れのほとんどは酸性。反対の性質を持つアルカリが汚れを中和することで汚れ落ちが良くなるため、普段使いには「弱アルカリ性」の洗剤がおすすめです。
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蛍光剤とは、見た目の白さを増す効果のある染料のこと。白っぽくなりますが、根本的に「漂白」とは違います。白シャツやタオルを洗うのには適していますが、淡い色の服の場合は色あせて見えることもあるので、普段使う洗剤は「蛍光剤無配合」がおすすめです。
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とはいえ、やっぱり使い分けがベスト。
洗剤の種類を知って、上手に使い分けましょう。
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洗濯効果を引き出すコツ
◆洗濯物を詰めすぎない
詰めすぎると、水流が弱くなって衣類の汚れを落としきれません。黄ばみや黒ずみ、色移り・色落ちの原因にもなります。
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◆洗濯液を作ってみる
洗濯前に、水と洗剤をしっかりなじませるのがポイント!
1. 低水位まで(ドラム式は入る所まで)注水(ぬるま湯がベスト)。規定量の洗剤を洗濯槽に投入。
2. 洗濯物を入れずに3分間運転(洗い)してかき回す。
3. 洗濯物を入れる。
4. 全自動で注水、運転開始。
◆洗濯機に入れる順番を守る
重たいものを下に、軽いものを上に置くことで、洗濯槽が回転するときの負荷を軽減し、回転速度が落ちにくくなります。
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漂白剤の選び方
家庭で使う漂白剤は「酸素系」のものが一般的で、粉末と液体があります。粉末と液体で基本的な使い方が異なるので、知っておくと便利です。
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漂白剤を効果的に使うには
◆洗濯槽を約半年に1回洗う
1. 高水位まで40~50℃のお湯を入れる。
2. 粉末の酸素系漂白剤を入れて3分間運転(洗い)し、かき回す。一晩置く。
3. 浮いた汚れを取り除き、普通コースで2回運転させる。
*ドラム式の場合は、「槽洗浄コース」で洗うのがおすすめ。
◆40~50℃のお湯を使う
酸素系漂白剤は40℃程度の温度でなければほとんど効果が出ないため、必ずお湯を使いましょう。60℃以上になると漂白効果がすぐになくなってしまうので、低すぎず高すぎずがポイントです。
プロの豆知識
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いかがでしたか? 毎日の洗濯を少し見直して、ぜひプロのクリーニング師の技を真似してみてくださいね。
profile
![福留 裕司(ふくどめゆうじ)さん](https://cdn.clipkit.co/tenants/765/item_images/images/000/005/825/medium/82fea94c-e4c9-4acb-b879-af1051147c11.jpg?1592802431)
福留 裕司(ふくどめゆうじ)さん
明治屋クリーニング法人営業部マネジャー。クリーニング師。子どもの通う保育園が布オムツスタイルのため、毎夜オムツの洗濯に奮闘中。エフコープ西部ブロック活動委員会主催の講座「ワンランク上のおうちクリーニング」では、講師として登壇。