【福岡市西区】次世代型テーマパーク「リトルプラネット」

【福岡市西区】次世代型テーマパーク「リトルプラネット」

最近、デジタル技術を駆使して、子どもの好奇心を刺激しながら楽しく学べる知育施設が増えてきました。そこで今回は、昨年12月にオープンした「マリノアシティ福岡」内にある「リトルプラネット マリノアシティ福岡」を紹介します。
天候に左右されず、雨の日でもお子さんが思いっきり体を動かして遊べる同施設。しかも、ショッピングモール内にあるので、子どもとパパが「リトルプラネット」で遊んでいる間、ママは買い物という過ごし方ができるのも魅力ですよ。

九州初登場! 次世代型テーマパーク

今回、取材に協力していただいた組合員の仲野さんと、
そのお子さん(左から1歳、小学4年生、小学1年生)

「リトルプラネット」は、“遊びが学びに変わる”次世代型テーマパークで、九州では初登場。AR※などの最新技術を取り入れて、砂遊びやお絵かきなどにさらに視覚的な楽しみが広がり、子どもたちは遊びながら自然と学ぶ力が身に付きます。

※ARとはAugmented Reality(拡張現実)の略で、実際の景色、地形などの現実に、コンピュータを使ってさらに視覚情報を加えて目の前の世界を仮想的に拡張する技術のこと。

外から中の様子が見えるので、子どもたちも興味津々

中に入ると、すぐに「PLANET PORTAL(プラネット ポータル)/リトプラ入国管理局」があります。
ここで、自分のアバターを作ることができます。アバターとは、自分の分身となるキャラクターのこと。入口にあるカメラで自分の顔写真を撮り、ガイドに沿って髪の長さや洋服の色を選ぶと、壁に自分の3Dアバターが映し出されます。

「わ~! こんな風になった」と、うれしそう。

中にある大スクリーンに移動した自分たちのアバターを探す2人

キッズデザイン賞を受賞した「SAND PARTY!(サンド パーティー)」

「魔法の虫眼鏡」をかざすと動物の名前が出てきます

アトラクションは全部で14種。その中でも、特に人気のあるアトラクションを紹介します。

1つ目は、「SAND PARTY!(サンド パーティー)/AR砂遊び」。
砂場全体に映像が映し出され、砂を掘るとブルーの川が流れ、山を作ると雪山に、てっぺんに穴があくと火山にと、砂の形状に反応して映像がリアルタイムに変化します。

コーナーの一角では、「サンド パーティー」をより楽しめる専用のアイテムを無料でレンタル。「魔法の虫眼鏡」は、砂の上にかざすと山や海に住む生き物の名前が登場し、「魔法のステッキ」をかざして、砂に隠れている宝物を見つけることができます。子どもたちも夢中になって穴を掘ったり、動物を探したりと楽しんでいました。

また、抗菌・防カビのさらさらとした砂を使用しているので、小さいお子さんでも安心です。子どもたちの外遊びの減少などを受け、「子どもたちに砂遊びの楽しさを知ってほしい」という思いから誕生した「サンド パーティー」。キッズデザイン協議会が主催する「子どもたちの創造性と未来を開くデザイン」部門で、「第11回キッズデザイン賞」を受賞しています。

7月に新登場! 「SKETCH RACING(スケッチ レーシング)」

レースには12台までエントリーできます。

7月に登場したばかりの「SKETCH RACING(スケッチ レーシング)/お絵かき3Dレーシング」は、紙に描いた“自分の乗り物”で1位を競うアトラクション。

8種類の中からぬり絵の紙を1枚選べ、中には、フリーハンドで書きたいものを自由に書けるまっさらな紙もあります。その絵をスキャンすると、立体的になってスクリーンに登場!デザインや色で車の性能が変わります。

目の高さにスクリーンが広がるので、臨場感たっぷりで子どもだけでなく大人もわくわく。デザインする楽しさを感覚的に体感でき、表現力や集中力、自律的活動力などが養われます。自分が描いた乗り物が競うドキドキ感が味わえますよ。

クレヨンは、小さい子もつかみやすい丸形。

自分の乗り物を描いたら、専用の機械でスキャン。これでエントリーOK!

この「スケッチ レーシング」は、「PAPER RIKISHI(ペーパー リキシ)/デジタル紙相撲」と週替わりで楽しめます。どちらが開催中かはホームページで案内してあるので、気になる人は事前にチェックしておきましょう。

幻想的な雰囲気の「ZABOOM(ザブーン)」

1歳の子も最初は、暗いからか少し怖がっていましたが、
次々と色が変わるボールを見たり、つかんだりと楽しんでいました。

入って正面にある「ZABOOM(ザブーン)/光と音のデジタルボールプール」は、ボールプールが光と映像と音楽で幻想的な雰囲気に! カラフルなボールプールで泳いだり、スクリーンに映る星やキューブにボールを投げたり、遊び方はいろいろ。乳児や幼児など、幅広い年代で楽しめます。

大人も熱中!「PUZZLE DUNGEON(パズル ダンジョン)」


「PUZZLE DUNGEON(パズル ダンジョン)/超集中穴掘りパズル」は、画面に表示された色と数字に合わせて、手元のキューブパズルの色と数字をそろえるアトラクション。色と数字が合うと、画面に登場するもぐらのキャラクター「モグー」がグングン穴を掘っていきます。

小学生の2人が「もう1回!」と何度も繰り返し挑戦していました。


「頭を使うから楽しい!」と、今回取材に協力してくれた子どもたちのお気に入りナンバー1に!最後はランキングが表示されるので、子どもはもちろん、「難しいけど楽しい」と大人もついつい本気になっちゃいますよ。

この「パズル ダンジョン」。チャレンジしているうちに、順を追って考える条件整理や論理的思考、集中力が自然と身に付くのだそうです。

今回体験してくれたお子さんは「楽しかったし、また来てみたい!数字をつなげて10を作るアトラクションも面白かった~」と、気付けばすっかり1時間40分も遊びっぱなし。

ママも、「小学1年生から計算を習いだすので、年齢的にもちょうど楽しめると思います。小学生で計算ができるとより楽しめそうですね。今度はパパを連れて来たいです。また、ロッカーが無料なのもうれしいですね」と話してくれました。

フリーパスがお得?

「リトルプラネット」は、フリーパスも用意されています。1時間30分以上遊ぶのであれば、1日フリーパスが断然お得(17歳以下:平日1800円・休日2400円、18歳以上900円・1200円)!ただし、週末は限定50枚となっているので、フリーパスを使いたいなら早い時間に行くことをおすすめします。だいたい、土日は14:00頃にはなくなっているそうです。

“遊びが学びに変わる”「リトルプラネット」へ、ぜひ親子で訪れてみてください。

詳細はHPヘ 

子どもとお出かけDATA

◎子どもトイレ/あり(出口からすぐ、マリノアシティ福岡内)
◎おむつ替えシート/あり(同上)
◎授乳室/あり(同上)
◎ベビーカー/あり(100円※ベビーカー返却時に返金、アウトレットⅡ棟、マリナサイド南棟ほか)


リトルプラネット マリノアシティ福岡

福岡県福岡市西区小戸2-14-37 アウトレットⅢ棟2階
TEL: 092-707-6560
営業時間/10:00~19:00(最終入場受付18:30)
定休日/マリノアシティ福岡に準じる
料金/17歳以下30分800円、60分1400円、90分1800円
   18歳以上30分800円、60分900円、90分1000円 
   ※延長15分 17歳以下300円、18歳以上100円
   ※1日フリーパス(17歳以下:平日1800円・休日2400円、18歳以上900円・
   1200円、休日は先着50枚)
アクセス/西鉄バス「マリノアシティ福岡」より約徒歩5分。駐車場約2,300台
(平日5時間まで無料、土・日・祝日2時間まで無料、以降1時間毎に300円)

*この情報は2019年9月時点のものです。