【福岡市中央区】家族で1日じゅう楽しめる!新しくなった福岡市動物園へGO

【福岡市中央区】家族で1日じゅう楽しめる!新しくなった福岡市動物園へGO

昨年10月、エントランスを中心に大幅リニューアルした福岡市動物園。新たにオープンした複合施設には、いろいろな動物たちの生態や興味深い情報が満載の「動物情報館ZooLab(ズーラボ)」や、バラエティに富んだメニューがうれしい「Café Rassembler(カフェ ラソンブレ)」など、プラスアルファで楽しめるスポットも誕生! 福岡市動物園で、家族でのんびりゆったり、充実した1日を過ごしてみませんか。

モダンなエントランスと施設

(写真上)新しく生まれ変わったエントランス。
(写真中)まずは「ZooLab」で動物の生態をお勉強!
(写真下)「カフェ ラソンブレ」の涼しげなテラス席でのんびり。

広々としたエントランスから園内に入ると、まず私たちを迎えてくれるのが動物情報館「ZooLab(ズーラボ)」です。デジタルを駆使して動物の生態を楽しく学べる最新の設備に子どもたちもワクワク! 相談員が動物に関する質問に直接答えてくれたり、ワークショップやイベントが開かれたりと、動物園のさまざまな魅力を発信している施設です。
「ZooLab」を抜けると、動物エリアの手前には「カフェ ラソンブレ」のおしゃれな建物が。そばにはベビーベッドを完備した子ども用のトイレや授乳室もあるので、小さな子ども連れでも安心です。

まずは愛嬌満点の人気者をご紹介

(写真上)ハンモックでゆる〜くくつろぐボルネオオランウータン。
(写真中)活発に動きまわるシロテテナガザル。
(写真下)つぶらな瞳がキュートなコツメカワウソ。

動物園で人気の動物の中でも、ひときわインパクトが大きかったボルネオオランウータンの「ミミ」。かわいらしい名前とは裏腹に、ミミは推定50歳のおじいちゃん。オランウータンの寿命は30〜40歳といいますから、かなりのご長寿です!日差しを片手で遮りながらハンモックでまどろむ姿は、どれだけ見ていても飽きません。
長い腕でロープにぶら下がり、左右にスイスイ渡っていく見事な「ブラキエーション」を披露してくれたシロテテナガザルは、元気いっぱいの姿が子どもたちに人気だそうです。
さらに、なんといっても愛嬌満点なのがコツメカワウソ。水槽を泳ぎ回ったり陸上を這い回ったりと、とにかくじっとしていませんが、よく表情を観察してみてください。

★ここが見どころ!
●ボルネオオランウータン/顔の両脇の“でっぱり”は「フランジ」と呼ばれる強いオスの印。
●シロテテナガザル/地上では人間と同じ、二足歩行なのだそうです。
●コツメカワウソ/大きな水槽やトンネルのあるカワウソ舎で、より自然に近い行動を見学できます。

猛獣たちも、すやすや気持ちよさそう

(写真上)人気者のチャチャ丸は6歳。
(写真中)やはり、寝姿もネコそのもの!ヒョウのサン。
(写真下)なんだか癒されるチンパンジーのコナツ。

動物園を代表する動物といえば、ライオンにヒョウにチンパンジー。しかし、昼間はこんなふうにゆるーっと寝ていることが多く、なかなかその雄姿を見せてはくれません。とはいえ、このほのぼのとした姿に私たちは大いに癒やされるのです。

★ここが見どころ
●ライオン/チャチャ丸は動物園を代表するイケメンです。
●ヒョウ/迫力ある肉食動物ですが、その寝姿はネコみたいに愛嬌満点!
●チンパンジー/人間によく似た動作に、知能の高さが垣間見えます。

動物たちのご飯の時間も観察してみよう

(写真上)キリンは毎日13時頃に餌やり(天候や体調で中止あり)。
(写真下)リンゴを食べている時は超ごきげんのレッサーパンダ。

タイミングが合えばぜひ観察したいのが、動物たちのご飯タイム。ヤマモモやカシの木の葉などをむしゃむしゃ口に入れるキリン、大好物のリンゴを両手で持ってほおばるレッサーパンダ。大好物を無心に食べる姿は「かわいい!」の一言です。

★ここが見どころ!
●アミメキリン/長い舌で木の葉を、実に器用に巻き取って口に入れます。
●シセンレッサーパンダ/愛くるしい姿はまるでぬいぐるみのようです。

レトロな遊具が懐かしい「こども動物園」


園内には、ウサギやモルモットといった小動物と触れ合える「こども動物園」も。福岡市内の景色が一望できる観覧車や、馬車や白馬が豪華なメリーゴーランドなど、今では貴重な昭和レトロな遊具もそろっています。

ぜひ立ち寄りたいカフェ&ショップ

(写真上)壁にもグリーンを配した「カフェ ラソンブレ」。
(写真下)曲線に囲まれたギフトショップ「プチ モンド」。

地元の食材や企業とコラボした地産地消メニューを味わえる「カフェ ラソンブレ」。森、水、大地の3つの恵みをモチーフにしたモダンな店内が印象的です。
ギフトショップ「プチ モンド」では、コツメカワウソの「げんた」をモデルにしたぬいぐるみや、地元のお菓子メーカーと提携した商品など、ここでしか買えないグッズもいろいろ。店内は小動物の目線をイメージし、草や木を見上げるような、インパクトあるデザインとなっています。
週末を中心に多くの人でにぎわう福岡市動物園。駐車スペースが限られているので、お出かけの際は公共の交通機関をおすすめします。ユニークなイベントも開催されていますので、ぜひホームページでチェックしてくださいね!

施設情報

福岡市動物園

福岡市動物園

福岡市中央区南公園1-1
TEL:092-531-1968(総合案内所)
開園時間/9:00〜17:00(入園16:30まで)
休園日/月曜日(祝日の場合は翌日)※3月の最終月曜日は開園、12月29日〜1月1日
料金/大人600円、高校生300円、中学生以下無料
ホームページ:http://zoo.city.fukuoka.lg.jp