vol.13 お昼ごはんどうしてる?

vol.13 お昼ごはんどうしてる?

絵本の紹介でお馴染み「からすのほんや」店主 からすちゃんとmaruikoの「むかし子どもだったあなたへ」


フリースクール「みんなのおうち」の子どもたちが教えてくれる、子どもとのくらしのヒントを、スクール代表のからすちゃんと一児のママmaruikoがお届けします。


不登校の子どもたちに、私がいつもお話しする三つのお願いがあります。


この三つは、絶妙に絡み合っていて相互関係があるのですが、今回はこのひとつ、「ご飯を食べよう」についてお話ししたいと思います。


不登校になったときに、保護者の方がよく悩まれるのは「昼食」のこと。お仕事をされている保護者の方にとって、家にいるお子さんの昼食の準備が負担になっていることも多いのではないでしょうか? お子さんが昼夜逆転気味になり、起床時間も遅い状態になると、夕食まではスナック菓子を口にする程度という話をよく耳にします。昼食を作っておいても、朝と同じ状態で置いたままなのを見ると、つい、ため息が出ちゃいますよね。それが続くと「もう、お昼ごはんを準備するのはやめようかな?」と思ってしまうのも、至極当然のことだと思います。


実は、朝の目覚めのスイッチはふたつあると言われています。「脳」と「腸」です。顔を洗って、お日様の光のあたるところにいると、次第に脳は目覚めます。腸は、何か食べ物が入ってくると目を覚まします。ですから、食べることはとても大切です。
また、「電子レンジで温めるように言っても、いつも冷たいものをそのまま食べている」という話もよく聞きます。エネルギーが低くなってしまっているときには、本当に何もしたくないのです。

そこで、ご提案。保温タイプのランチボックスやスープジャーを活用してみてはいかがでしょうか?


スープジャーの中は、具を少なめにするか、小さくしたものがおすすめ。また、お味噌汁に含まれる成分は、十数時間後の睡眠に好影響があるとも言われています。

そして、手書きのメッセージでも残してもらえると、ひとりぼっちでお家にいるときに、温かいご飯と言葉で、もっともっとエネルギーが蓄えられると思うのです。
昼食を準備すること。それは、学校に行っているという条件付きではなく、「あなたそのものを大切に思っているよ」という、お子さんへの究極の応援メッセージなのかもしれません。

profile

芳野仁子(よしののりこ)さん

嘉麻市生まれ。子どもの本とおもちゃの専門店「からすのほんや」店主。雑誌や新聞で絵本や子育てに関するコラムを執筆するほか、子育てに関する講座の講師も務める。
小学生対象のフリースクール「みんなのおうち」、考える力を楽しく養うキッズスクール「ひみつの国語塾」を運営。「一般社団法人 家庭教育研究機構」代表理事。
からすのほんやホームページ
http://karasubook.com/


maruikoさん

イラストレーター。福岡県嘉麻市出身・在住。展覧会などで作品を発表する他、さまざまな媒体のイラストやデザインを手がける。山に囲まれた小さな住宅街の小さな家で日々暮らしている。まるやまももこ名義で音楽活動も行っている。2015年に息子が生まれ現在子育て中。
ホームページ:
https://marumomo48.wixsite.com/maruiko

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